愛車も参列させたくて…… 結婚披露宴に「S14シルビア」原寸大の模型を持ち込んだ猛者がすごい 「いい披露宴だ」「めちゃくちゃリアル」と反響を呼ぶ（1/2 ページ）

実車は搬入不可だったもよう。

[春山優花里，ねとらぼ]

　大切な愛車も結婚披露宴に参列させたい……！　そんな願いを叶えるために原寸大の模型を作ったというポストが、X（旧Twitter）で約1万3000件のいいねを集めるほど話題になっています。

　話題になっているのは、Xユーザー・向山（@mukounoyama3）さんのポスト。人生の大きな節目である結婚式を行うことになり、その披露宴の会場に大切な愛車である日産「シルビア（S14）」も参列させたいと考えたそうです。

　ところが会場入口の幅などの問題で実車の持ち込みは不可能であることが判明。しかし、向山さんは諦めることができず、実車がダメなら「実車を再現した模型」を置けないかと考えたそうです。

父子で手作りした原寸大のシルビア模型

　模型の主な材料はスタイロフォーム。中に木枠を入れることで強度を確保しています。タイヤやボディーなどをスタイロフォームで作り、ライトなどの透明感のあるパーツはアクリルを使っているそうで、本物のパーツを一切使わずに愛車を再現しました。塗装は実車に使われているものと同じ塗料を使っているというこだわりっぷりです。

　この模型作りには、ワイヤーアーティストとして活躍している向山さんの父親・ごまん（@goman_wireart）さんの協力が大きかったといい、「父の器用さはいい意味でバケモン級」と細かいパーツをすべて手作りしてくれた父を称賛しています。

　そして、約4カ月を費やして完成した模型は、無事に披露宴の会場に運び込むことができ、新郎新婦の晴れの日を一緒に迎えることができました。

　参列した人からは「最初実物だと思った」「凄すぎ」「細かい部分まで全部自作はやばい」などの反応があったそうです。

披露宴の会場に運び込まれたシルビア模型

　Xでは「パッと見実車です」「クオリティめっちゃ高いですね」「熱意に感動しました！」といった声が寄せられ、「お父さん凄いわ」「タイヤめちゃくちゃリアルです」といった反応も見られました。

画像提供：向山（@mukounoyama3）さん

（春山優花里）