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関西のテレビCMでおなじみ「関西電気保安協会」が語学教室風ムービーを公開 電気について学べるのかと思いきや衝撃の展開に……!

今年もやっぱりぶっ飛んでる。

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 関西エリアに暮らす人にとって、おなじみの「関西電気保安協会」。関西地方でビルや工場などの電気設備の点検・保安業務やご家庭や商店などの電気安全の調査を行っている一般財団法人ですが、長年続くテレビCMシリーズの影響で、関西人ならつい「かんさい、でんきほ〜あんきょうかい」と口ずさんでしまう、“普通に読めない名称”のひとつとしても有名です。

 そんな関西電気保安協会は近年、テレビCMだけでなくYouTubeでも動画を公開しています。昨年はお笑い芸人・ダブルヒガシを起用し、『相方が関西電気保安協会になってしまった男』シリーズを公開。そのシュールすぎる世界観から、YouTubeでの累計再生回数が220万回を超えるなど話題を呼びました。

 そして、今回公開された新シリーズはズバリ『関西電気保安会話講座』。スタジオにいる先生とアシスタントの大山田さんと一緒に、スキットを見ながら電気保安について学べる番組とのこと。パッと見、昨年よりは普通に見える内容ですが……?

第1回 「タコ足配線はやめましょう」

 第1回は「タコ足配線はやめましょう」。レトロなテイストのオープニングに続き、先生とアシスタントの大山田さんが挨拶。そして語学番組らしくスキットが始まります。登場するのはまさおとゆきこ、そして関西電気保安協会の人。タコ足配線を関西電気保安協会の人に注意されるシーンを挟みつつ、ゆきこは節をつけて「かんさい、でんきほ〜あんきょ〜かい」と歌ってしまい、それを指摘したまさおもついクセで歌ってしまいます。

 スキット終了後「関西人あるあるですね」と締めた大山田さんに対し、先生は「大山田さんは関西の方なんですか?」と一言。なんだこの番組。ちょっと空気悪くないですか……?

第43回 「素人工事はやめましょう」

 ずいぶん飛んで第43回。スキットではまさおがゆきこのために電動ドライバーでコンセントを増設しようとするものの、関西電気保安協会の人に「素人の電気工事は、危険です!」と止められます。セリフの端々からは、なにやらゆきこがオーディションに落ちていることがわかります。女優志望とかなのか、ゆきこ。

第103回 「地震、備えていますか?」

 またずいぶん飛んで103回目。今回のスキットは、ゆきこが防災バッグの中身を確認しているところから始まります。そこに出てきた関西電気保安協会の人。「感震ブレーカーがあれば地震の時に電気を止められて安心」という説明を挟み、ゆきこが「つけて安心、感震ブレーカー」と締めます。

 そこにかかる「カット!」の声。どうやらCMの撮影だったようです。監督から「嘘くさい」とダメ出しされるゆきこ。しかし保安協会の人はばっちり。「ローカルCMでダメ出しされるなんて」と落ち込むゆきこに、まさおが水を手渡します。苦労してんな、ゆきこ。

第165回 「アースはきちんとつけましょう」

 第165回目はアースの話。スカーフにサングラスという扮装で、なにやら男と歩いているゆきこに、まさおが声をかけます。「マスコミがうるさい」というセリフから、ゆきこは芸能界でそれなりに成功していることがうかがえますが、まさおのほうは……?

 そしてまさおが耳にひっかけていたのは、まさかの洗濯機のアース。「邪魔だから引っこ抜いてやった」と自慢げに話すまさおに対し、関西電気保安協会の人が厳しく注意。まさおはいら立ちを見せつつその場を去っていきます。どうなっちゃうんだよ、ゆきことまさおは。

第207回 「偽者はどっち?」

 第207回では、スキットの冒頭からゆきこはマスコミに囲まれています。どうもスキャンダルが発覚した様子。そこに関西電気保安協会の人っぽい人が登場。怒鳴り散らしてマスコミを追い散らします。ガラが悪い。

 プラグの掃除をしているというゆきこに対して、「んなもんええねん。人もプラグも叩けばホコリなんかナンボでも出んねんから」と諭す関西電気保安協会の人っぽい人。

 「誰の指図も受けず、あんたの好きに生きたらええねん」……といい話っぽい感じになってきたところで、本物の関西電気保安協会の人が登場! 偽者はその場から逃げ出してしまいました。ひょっとしてまさお、お前だったのか?

最終回 「関西の電気の安全を守る」

 とうとう最終回。関西電気保安協会の人になりすますという悪事を働いたまさおは、捕まってしまいました。

 連行されるまさおに向かって「なぜあんなことをしたの?」とゆきこが問いかけると、まさおは「ゆきこに自分らしく生きてほしくて」「僕には、君が自分自身の夢に縛られているように見えたから」と語ります。やり方は間違っていたけれど、まさおなりにゆきこを想っての行動だったのか……。

 去っていくまさおに向かって「ありがとう」「さようなら」と別れを口にするゆきこ。するとゆきこの前に突然バリバリと放電が! 煙の中から立ち上がったのは、電気の事故を防ぐために未来からやってきたという関西電気保安協会の人でした。

 困惑したゆきこの「何が起こるの」という一言には同意しかありませんが、未来からやってきた関西電気保安協会の人は「それは、守秘義務なので」ときっぱり答え、ストーリーはそこで終わってしまいます。え、ええ……?

 予想外すぎる結末を受け止めきれないまま、来週からは『関西電気腹話術講座』がスタートするとのお知らせとともに動画も終了。何もかもを置き去りにしたまま、『関西電気保安会話講座』は我々の前を駆け抜けていきました。なんだったのマジで。

番外編 新聞でも電気保安について学べるのだ!

 また新聞でも、新聞広告企画「偉人に学ぶ電気保安」が読売新聞(大阪本社版)にて3月12日から6日間掲載予定とのこと。こちらでは、電気保安にまつわる架空の偉人の名言を学ぶことができるそうですが……?


ホコリ・ツモッテンベルグの言葉

ナンデアース・ツケ・ヘンネンの言葉

 広告のビジュアルは特設サイト上でも公開されるので、全国どこに住んでいてもチェックできます。

 例年通り、どこまでマジでどこからふざけているのか、もしかしたら最初からふざけ倒しているのかもしれない動画で笑わせてくれた関西電気保安協会のWeb動画。「ま、ようわからんけど、とりあえずタコ足配線はやめてプラグ周りは綺麗にしとくか……」と思わされるストーリーでした。

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提供:一般財団法人関西電気保安協会
アイティメディア営業企画/制作:ねとらぼ編集部/掲載内容有効期限:2024年3月18日

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