行き先は異世界? ジブリ作品みたいな滋賀県の風景が幻想的すぎる 「乗客は千尋やカオナシ?」「すばらしすぎる」(1/3 ページ)
近江鉄道沿線で撮影された、奇跡的な1枚。撮影の苦労を投稿主に聞きました。
映画「千と千尋の神隠し」を思わせる風景写真が、見る者をとりこにしています。編集部は投稿主のYuu(@ayatakasig)さんに、撮影時の状況など詳しい話を聞きました。
Yuuさんが撮ったのは、近江鉄道沿線の田園風景。土地所有者の許可の下、水を張った直後の田んぼに2両の電車が映り込む様子を捉えました。
夕日が逆光となって、車両の姿は影絵のよう。天地がシンメトリックに写った構図も相まって、この世のものとは思えないムードを醸し出しています。
「撮影地の周囲は夕方から日没後にかけて、見られる光景がガラッとと変わります」と、Yuuさん。撮影は4時間に及ぶ長期戦となりましたが、どの時間帯も美しく、変わりゆく空模様を楽しみながら撮れたということです。
とはいえ、空と電車がきれいに反射するタイミングはごくわずかで、苦労も多かった様子。20分間隔で電車が通るときに、ちょうど無風でないと水面が揺らいでしまうのだそうで、4時間いて電車までクッキリ映ったのは、この写真だけだったといいます。
空と雲のバランスや、電車の周囲のみ赤く染まる空、電車のライトなど、さまざまな要因が絶妙に合わさって撮れた1枚は、「すばらしすぎる」「本当に千と千尋の世界」「車窓の影がカオナシに見える」と大好評。反響について、Yuuさんは「滋賀の風景であることに驚かれているかたが多かった印象です。私自身、滋賀へは仕事やプライベートでよく行くのですが、ここ以外にもすばらしい景色がたくさんあります。滋賀の魅力が少しでも広められたのならうれしい限りです」と、編集部の取材に答えました。
画像提供:Yuu(@ayatakasig)さん
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
関連記事
- 「脳がバグる」13年前のスマホで秋葉原を撮影してみたら…… 時の流れを感じる画質に「生まれてないけど懐かしい」の声
昔の映像みたいだ……! - 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
ラスボス手前のセーブポイントかな? - 壮麗な立山連峰とその手前で起きた“ある奇跡”に「撮る手が震えた」 トヤマとヤマトの共演
お分かりいただけただろうか? - 解体が進められている“横浜のガンダム” 現在の姿が「現代アートみたい」「色気がありますね」と話題
内側はこうなってたんだ……! - “名菓ひよ子”にそっくりな島 奇跡的に一致した自然の産物に「もう、そのマンマ」「完璧すぎます」
奄美群島にある無人島。