タレントの野々村真さんをAIキャラクター化し、高齢者の認知機能改善を目標に掲げた介護施設での実証実験が行われることが発表されました。AIマコトだこれ……!
AIデジタルヒューマンプロジェクト運営事務局の発表によると、“AIマコト”は野々村さんをモデルに、1対1のコミュニケーションや、集団レクリエーションでの対話を行うAIキャラクター。
高齢社会における介護やシニア向け介護施設での人員確保が課題となる中、AIキャラをシニア向け介護施設で活用することで、施設利用者の認知機能の改善やサービス満足度向上を目指す実証実験が行われます。
AIマコトには、個々の高齢者の会話のテンポに合わせた会話を提供し、AIからの会話を音声だけでなく字幕でも表示するなどの機能も用意。野々村さん起用の理由は、数々の情報番組に出演し、高齢者にも親しみやすい存在だからとのことです。
プロジェクトにはスターダストプロモーション、Spiral.AI、エスユーエス、学研ココファン、全研ケア、日本ロングライフ、FM、AOI Pro.、TREE Digital Studioの9社の他、韓国のIT企業ESTsoftも参加。このうちAI関連技術はSpiral.AIとESTsoftが提供し、2025年の商用化を目指すとしています。
野々村さんは1982年に「森田一義アワー 笑っていいとも!」の初代・いいとも青年隊としてデビュー。その後はTBS系「日立 世界・ふしぎ発見!」をはじめ、メ〜テレ「アップ!」やABCテレビ「おはよう朝日です」、フジテレビ系「バイキングMORE」などのバラエティーや情報番組にレギュラー出演。2021年には公式YouTubeチャンネル「オッサンず苦LOVE」も開設しています。
野々村真コメント
先日撮影をさせていただきましたが、AIということで撮影も最先端かと思いきや、何百問、何千問という質問に一問一問答え、活字を読み上げるアナログ作業でした。撮影や録音は何時間もかかり、人間の野々村真が壊れかけました(笑)
あとは、技術チームの皆さんが(撮影した)全てを、AI野々村真に注入してくださります!
僕のAIがどんなキャラクターになるのか未だ想像できませんが、新しい挑戦にワクワクしています。テレビで僕を応援してくださっているおじいちゃんおばあちゃんに、今度はAIになってお会いできるのが楽しみです。息子のように沢山話しかけてくださいね。
そして、この取り組みが介護施設で働く方々の助けになれば幸いです。
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本記事は制作段階でChatGPT等の生成系AIサービスを利用していますが、文責は編集部に帰属します。
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