映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」(2015年)、「マダム・ウェブ」(2024年)などで主演を務めた俳優のダコタ・ジョンソンが、現地時間6月19日に米トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ!」へ出演。生放送中にドレスの肩ひもが壊れるというハプニングに見舞われ、その対応に称賛や心配の声が上がっています。
「ドレスが落っこちちゃった」
この日、ダコタは黒のストラップドレスで登場。ショーン・ペンと共演する次回作「Daddio(原題)」の映像が流れたあと、カメラがダコタを捉えると、左肩のストラップを押さえて困惑気味の様子です。
ホストのジミーが「フックが外れちゃったみたいだね。スコッチテープいる?」と尋ねると、「ドレスが落っこちちゃった」とダコタ。ストラップを何とかつなげようとしますがうまくいかず、しかし、一応ドレスはずり落ちていない状態なので「ちゃんとぶら下がってるみたいだね」とジミーに言われると「持っておく」と気丈に対応しました。
生放送中のドキドキなハプニングですが、ジミーは何事も起こっていないかのように主演映画の話を進行。観客もドレスのことが気になってしようがないという状況でしたが、映画の話を進めてしまうジミーにスタジオでは笑いが。さらに「大事なところだけ支えてて」とジミーに言われたダコタが胸を両手でがっつりと支えて見せるとさらなる笑いが巻き起こり、「映画はすごく良いの」とプロモーションを続けてみせました。
ネットの反応は?
ネットでは、ハプニングに見舞われても笑顔でトークを続けたダコタに対して「ダコタは本当に冷静でプロフェッショナル。ショー・マスト・ゴー・オン。彼女が大好き」「本当にスターだね」「彼女は最後までたおやかにやり通した」と、俳優として肝の据わったダコタの対応を称賛する人が続々。
一方、「何で誰も彼女を助けに出てこないんだよ! ジミーがずっと番組を進行させてるっていうのにスタッフが誰も出てこないなんて」「誰かやってきて安全ピンで止めてあげればいいのに!」「ジミー、何で助けてあげないんだ」と、スタッフやジミーが助けないことに心配や怒りの声も寄せられました。
ハリウッドでも指折りの芸能一家に生まれ育ったダコタは、ドラマシリーズ「特捜刑事マイアミ・バイス」「刑事ナッシュ・ブリッジス」などで人気を博した俳優ドン・ジョンソンを父に持ち、映画「ワーキング・ガール」(1988年)でアカデミー賞主演女優賞にノミネートされゴールデン・グローブ賞主演女優賞に輝いたメラニー・グリフィスを母に持つサラブレッド。母方の祖母はアルフレッド・ヒッチコック監督の「鳥」(1963年)に主演したティッピ・ヘドレン、祖父は元子役のピーター・グリフィス、1996年から2015年まで母メラニーが結婚していた俳優アントニオ・バンデラスが義父という、ハリウッドとは切っても切り離せない家庭環境で育ちました。
また、近年何かと話題になる、2世セレブが優遇され本当に実力がある人が表舞台に出てこられないとする「ネポベイビー」論争でも標的となった一人。本人は全く気にする様子はなく、論争を「信じられないほどウザくて退屈」と一蹴していました。今回の対応は、そんなコメントも納得というような、ダコタの強靭(きょうじん)なメンタルが垣間見えるハプニングでした。
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