メルカリで買ったブランド財布を革職人が磨いたら…… 見違えるビフォーアフターに「ここまで甦らすなんて本当に感動」「良い着色」(1/2 ページ)
宣伝のために実施している企画動画。
メルカリで買ったブランド物の財布を洗浄する動画がYouTubeに投稿されました。記事執筆時点で、この動画の再生数は72万回を超えています。
メルカリで革財布を購入
動画を投稿したのは、革職人のKENさん。新品の手縫いの革財布を販売しているネットショップ「ノースレザー」を経営しており、同店の宣伝企画として、購入した中古の革財布を自己流でクリーニングする動画を自身のYouTubeチャンネル「ノースレザー」で公開しています(※クリーニング方法は職人の経験や知識を元に、各アイテムの状況によって判断したものであり、一般的な革財布に適用できるものではありません)。
購入したのはヴィヴィアン・ウエストウッドの財布で、価格は1500円。長く収納されていたのか、タンスとカビの臭いがするそうです。
自己流でクリーニング
財布をきれいにするため、まずはスポンジで洗浄。しっかり泡立ててこすり、表面の細かい汚れを落としました。
乾いた布で水分を拭き取り、布に包んだ状態で陰干し。数日かけて乾かしたら、次の段階に進みます。
油分を与えて、塗装して
用意したのは皮革製品用のクリーム。油分で表面の保護するとともにツヤを出しため、指にとったクリームを塗り込んでいきます。
クリームで財布に油分を与えたら、次は塗装。2色の塗料を皿に出し、水に少しずつ溶いて色を調整します。
ブラシで全面を塗ったら洗浄作業は完了! 動画のラストでは、作業前後の写真を並べた比較画像が映っています。
コメント欄には、「良い着色ですね!主の感性が表されていてすてきです」「なるほど表面だけを洗うのね!」「アフターも良いけど、ビフォーの歴戦の猛者感好きだな。なんか渋いって感じ」など、作業工程や仕上がりへの感想が寄せられています。
販売のみ対応
ネットショップ「ノースレザー」では、革製品やアクセサリーなどの装飾品を販売しており、財布のリペアは受け付けていないとのこと。ショップでクリーニングサービスは行っていませんが、YouTubeチャンネルの方では革財布を1日で経年変化させたり、炭酸水で洗浄してみたりする独自の企画動画を公開しています。
画像提供:YouTubeチャンネル「ノースレザー」さん
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