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日テレ、ドラマ制作の指針公開 「原作を尊重」「原作者と直接会話」など掲げる(1/2 ページ)

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 日本テレビは7月22日、「日本テレビドラマ制作における指針」を公開しました。

「セクシー田中さん」問題を受けて

 2023年10月期のドラマ「セクシー田中さん」の問題を受け、調査報告書をふまえて作成したもの。「ドラマ制作プロセス改善推進チーム」を組成し、この指針を原則として適正なドラマ制作プロセスを構築し、実践するとしています。

 指針では、「これまでの制作プロセスを見直し、適正なプロセスを構築」することを掲げており、特に漫画や小説などの映像化の場合は、原作を尊重し、その世界観をより深

く理解するよう努め、原作者と直接会話をするなどして丁寧に時間をかけてコミュニケーションを取るよう努めるとしています。そのため原則として放送の1年前には原作側・ドラマ制作側で企画について基本的な合意が形成できるよう努めるほか、原作許諾契約書、脚本契約書の早期締結を行うなど適正な制作プロセスの構築を目指すと述べています。

 ドラマ制作に関わるスタッフの業務量や人員配置を最適化し、特定の個人に過度な負担が生じない制作体制を構築することや、SNSのトラブルに対応するための「SNS危機対応チーム」を組成すること、ドラマ制作に携わる人材育成を積極的に行うことなどを指針として挙げています。

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