30度を超える暑さの中、千葉県のある市が他と比べて段違いに涼しいとX(Twitter)で話題に。以前から一部で知られていましたがはじめて知った人も多かったようで、記事執筆現在までに約4万件の「いいね」が寄せられるほど注目を集めています。
千葉に避暑地を発見!
この話題を投稿したのは、千葉県民のXユーザーである「ちばしゅがー」(@chibasyuga_)さん。7月22日14時の千葉県周辺の気温が確認できるマップを投稿しています。
各地の気温は30度を超えており、最も高い船橋は36.7度を記録。しかし、マップ右下の外房にある勝浦だけが30度を切って28.9度となっており、ちばしゅがーさんは「勝浦だけバグだろ」とコメントしています。
なお、ちばしゅがーさんは翌23日7時の気温も投稿。多くの地域は28度前後となっていますが、勝浦だけは昼ほどではないにせよ25.8度と一番低い温度を記録していました。ちばしゅがーさんは「勝浦市はいいとこです。涼しいです。外房地域の過疎化が止まらないので皆様、勝浦に少しでも興味を持っていただけたら千葉県民として嬉しい次第です」と伝えています。
なお、勝浦市の観光商工課が運営しているサイト「勝浦の『いい!』ところ」では、なぜ同市が周りと比べて段違いに涼しいのか説明。勝浦沿岸は水深が深いことから海底に日光が届きづらく、水温が低いそうです。あたためられた表面の海水は南風によって押し流されるため、この冷たい海底の水が表面に浮上します。これにより冷やされた風が陸地に届くので、気候の上昇が抑えられるとのこと。
この勝浦の涼しさを知った人からは、「チーバくん空調着のファンの部分」と千葉県のマスコットキャラ・チーバくんがファン付きのジャケットを着たら、ちょうど空調となる腰の部分に勝浦が該当するというユーモラスなコメントや、「千葉にも避暑地があったのですね!」という驚く声の他、「なんか本当に涼しいらしいですよね」という声も。また、「ちなみに、冬になるとそれが逆転して勝浦の方が暖かくなるんです」という声も寄せられていました。夏は涼しくて冬はあたたかいって最高では……!
画像提供:ちばしゅがー(@chibasyuga_)さん
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