地震が起きたときに“家具転倒防止”用の器具を設置していたおかげで、その効果を実感できたという投稿がX(旧Twitter)で話題です。この投稿には、記事執筆時点でおよそ3万9000件の「いいね」が集まっています。
地震で活躍した器具
投稿者は、XユーザーのBONO(@takeshi73253112)さん。写真には、“家具転倒防止”用の器具が天井と本棚の間に固定されている様子が写っています。新工精機という会社の「ふんばりくんZ」という商品で、8月8日に日向灘沖を震源とする地震が起きたときに活躍してくれたそうです。
この器具は、天井と家具の間に挟んで固定し、地震などで揺れたときに“家具の転倒を防ぐ”目的で使われます。天井と家具の間に置いたら、つまみを回して高さを調節するだけで設置完了。BONOさんいわく、「突っ張りのない棚の本は結構落ちてたけど、こっちはほぼ無傷だった」とのことです。
気象庁は、8日8日の地震から1週間程度は巨大地震の可能性が普段より高まっているとして、「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。この記事で紹介した家具転倒防止の器具はあくまで災害対策の一例で、家具転倒を防止する方法は他にもたくさん存在します。非常用品を用意したり災害時の危険箇所を事前に把握しておくなど、日ごろの備えを見直してみてはいかがでしょうか。
この投稿には、「こういう対策ってほんと大事だよなぁ。」「これ大事ですよね……本棚崩壊したことあるので身にしみてます……」「東北でもそうだったけど家具の耐震装備バカにできない、本1冊落ちない、犬の水入れの水がこぼれただけだった」「地震のニュース見てるとテレビとかが倒れてる映像が多かった。こういう備えはほんと大切」といった声が寄せられました。
画像提供:BONO(@takeshi73253112)さん
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