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「こんなの歩いてたら人類皆ニコニコでは?」 “動く実寸大ポケモン”に見た人メロメロ その作り方とは(1/3 ページ)

ひょこひょこした歩き方がかわいい。

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 3Dプリンタで動く実寸大ポケモン作りにチャレンジする動画がニコニコ動画に投稿されました。これは夢がありすぎる試みだな……。

「歩いて泳ぐカラナクシ」作りにチャレンジ

 投稿者は主にパロディー系動画や作ってみた動画を公開している「kagerou works.」さん。今回の動画では「歩いて泳ぐカラナクシ」を作ります。

 カラナクシはウミウシポケモンで、ピンクの「にしのうみ」とブルーの「ひがしのうみ」の2種類を実寸大で作ることに。設定ではカラナクシの高さは30センチとなっています。

 まず、3Dモデルを作成して、上下のパーツに分けて3Dプリンタで出力します。そして、いったん仮組みをして重心のバランスをみた上で、下部にウエイトを入れておきます。

歩いて泳ぐカラナクシを作ってみた
3Dプリンタで出力されたカラナクシたち

 上下を接着したらパテなどで表面処理を施して研磨し、それぞれ塗装します。走行ユニットはプラモデル「歩いて泳ぐアヒル工作セット」から改造して流用。防水電池ケースが付いているので泳がせるのに最適ですが、シリコン加工で防水性能をさらにアップしておきます。

歩いて泳ぐカラナクシを作ってみた
塗装工程

 底に走行ユニットをセットしたら、さらに自在キャスターを固定します。これで足回りも完成です。

歩いて泳ぐカラナクシを作ってみた
裏面から見た走行ユニット

かわいく走行するも……

 屋外で走行させてみると、左右にひょこひょこ揺れながら前進します。この揺れている感じがホントに歩いているように見えますが、段差では簡単に詰まってしまい、特に、にしのうみは結構な確率でコケてしまいます。

歩いて泳ぐカラナクシを作ってみた
ひょこひょこかわいく歩く

 さらに、水に浮かべてみると、どちらも簡単に転覆してしまいます。仮組み時は安定していたそうですが、どうやらパテや塗料の重量で重心がずれてしまったようです。

歩いて泳ぐカラナクシを作ってみた
水に浮かべた直後にひっくり返る

「こんなの歩いてたら人類皆ニコニコでは?」

 水上でのバランスなど課題も残しましたが、コメントは「ちびっこが見かけたら喜ぶやつだ」「ちびっこじゃなくても喜んでいい……?」「こんなの歩いてたら人類皆ニコニコでは?」と好反応。歩く様子にも、「なんかヨチヨチした動き」「かわいい」「かんわいい!!」と反響がありました。

 「kagerou works.」さんはこれまでも実寸大ポケモン作りにチャレンジしており、その様子をニコニコ動画で公開しています。

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