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ある忍術家がX(Twitter)に「生産者の顔が見えるマキビシ」と写真を投稿し話題となっています。マキビシって植物だったのー!?
元々は「ヒシをまく」の意味
その忍術家とは習志野青龍窟さん(@3618Tekubi)。カゴいっぱいに収穫された“マキビシ”を手に、満面の笑みを浮かべた写真を投稿しました。
実は、この写真は地域活動を行う「まるごと印旛沼」が開催した“オニビシ狩り”でのヒトコマ。千葉県の印旛沼では役所が予算を割いて駆除しています。この実が忍者のマキビシになるとの縁で、ここ数年参加しているんだそうです。
マキビシには、鉄で作った鉄菱や竹で作った竹菱などもありますが、元々は「ヒシ」を「まく」という意味。中でもオニビシは実が四方にとがっていて、トゲが必ず上を向く形状をしています。さらにタンニンが多く含まれているので、発芽した後の殻が酸化すると黒くなって硬化します。これが忍者が使ったとされるマキビシになります。
おいしく食べられる……だとっ!?
一方、酸化する前の緑色のヒシはというと、むくとハート型の可食部が出てきます。生の味は梨やヤーコンに似ており、炊き込みご飯にすると最高に美味なんだそうです。いろんなことが意外すぎるー!
「マキビシって植物だったんだ!」と驚きの声が
投稿には「マキビシって植物だったんだ! 知らんかったぁ」「食べられるんや」といった驚きの反応が寄せられていました。
画像提供:習志野青龍窟 忍道家(@3618Tekubi)さん
(高橋ホイコ)
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