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講談社のモーニング編集部と作者の弘兼憲史さんは10月21日、物議を醸していた『社外取締役 島耕作』の内容について謝罪しました。
「抗議に日当」のセリフが物議
10月17日発売の『モーニング』46号に掲載された内容について、米軍新基地建設に関連して、「抗議する側もアルバイトでやっている人がたくさんいますよ 私も一日いくらの日当で雇われたことがありました」という登場人物のセリフが物議を醸していました。
執筆にあたって作者と担当編集者が沖縄で取材活動を行った際に、「新基地建設反対派のアルバイトがある」という話を複数の県民から聞いて作品に反映させたと説明。
しかし、あくまで当事者から確認の取れていない伝聞であり、それを「断定的な描写で描いたこと、登場キャラクターのセリフとして言わせたこと、編集部としてそれをそのまま掲載したことは、フィクション作品とはいえ軽率な判断だったと言わざるを得ません」と編集部は謝罪。
編集部と作者の協議の上、単行本掲載時には内容を修正するとしています。
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