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これは知らなかった! 事故車を移送するJAFの車両、その中身とは……? ベテランスタッフの実演にも感動(1/2 ページ)

クルマを積める大きなロードサービスカー。

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 困ったときに頼りになるJAF(日本自動車連盟)が、ロードサービスカーを紹介する動画を公式YouTubeチャンネル「JAF Channel」で公開しています。

JAFの働くクルマを徹底解説

 この動画はJAFのロードサービスで活躍している働くクルマを紹介する「JAFロードサービスカー図鑑」という企画。今回は故障車などを乗せて運べるJAFのロードサービスカー「車積載車」を紹介しています。

JAF ロードサービスカー
JAF最大のロードサービスカー「車積載車」

 車積載車は、事故や故障で動けなくなったクルマを積み込んで、安全な場所に移送することを目的とする車両で、JAFが所有するロードサービスカーとしては最も大型の車両になるそうです。

 長さが約5.7メートルの荷台には、エンジントラブルなどで走行できなくなったクルマを積むために、およそ2トンの力が発揮するウインチが設置されています。

JAF ロードサービスカー

 また、荷台の下には収納スペースが設けられており、三角コーンや油圧でクルマを持ち上げるシザースジャッキ、ポータブルバッテリー、燃料を入れた携行缶など、ロードサービスで必要になりがちな備品がたっぷりと収納されています。

JAF ロードサービスカー

 中には故障によってギアが抜けない(ニュートラルに戻せないなど)という状況で、タイヤの下に差し入れてクルマを動かせるようにする、白い車輪が付いた「かんじき」のような備品も。そんなのもあるんだ……!

ベテランスタッフによる実演も披露

 動画の後半は、JAFスタッフが故障車を積み込む様子を実演。作業中は別スタッフが内容を分かりやすく解説しています。

 メジャーを使ってクルマのフロントバンパーからタイヤまでの距離を計測するのは、荷台に空けられた穴にストッパー(輪止め)を取り付けるときに、荷台の端とクルマが衝突しないように位置を調整するためなのだそうです。

JAF ロードサービスカー

 その後、ウインチをリモコンで操作して荷台へクルマを引き上げていくのですが、何度もクルマから降りて「底部が接触しないか」「輪止めの位置は適切か」などを確認し、必要に応じて微調整を加えながら積み込んでいきました。

 最後に荷台の上でクルマが動かないように、頑丈なベルトで荷台にタイヤを固定したら積み込み作業は終了。スムーズな仕事ぶりに感動しますね。

 JAFの公式YouTubeチャンネルでは、車両紹介のほかにもクルマやバイクの運転で役立つ情報、トラブルの対処法など、乗り物に関するさまざまな動画が公開されています。

画像はYouTubeチャンネル「JAF Channel」より引用

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