ある故人からの寄附で動物園設備が整備されたことへの感心を伝えるX(Twitter)投稿が話題に。記事執筆時点で664万回以上表示され、約1万9000件のいいねを集めています。
遺言状による寄附で整備されたレッサーパンダ舎
Xユーザーの「くろ。」(@schwarz_kuro1)さんが「すごいよなあ」という感心の言葉とともに投稿したのは、愛知県名古屋市の東山動植物園で掲示されていたプレート。
プレートには、「このレッサーパンダ舎は『子どもたちの喜ぶものに役立てて欲しい』という故人の方からのご寄附により整備されました」と書かれています。なるほど、これは思わず感心の声がもれちゃうなぁ……!
ねとらぼ編集部が東山動植物園に経緯を聞いたところ、「平成27年度にご寄附の相談があり、平成28年度に遺言書により寄附が決まりました。遺贈寄附でいただいております。レッサーパンダ舎は2021年3月にオープンしました」とのこと。寄附の決定から5年の歳月を経ての開設となったようです。
なお、東山動植物園はYouTubeチャンネル(@HigashiyamaPark)にて、レッサーパンダ舎の様子を動画で公開しています。
「有り難いなぁ」「かっこよすぎる」と反響
投稿には、「これは確かにすごいなぁ有り難いなぁ」「かっこよすぎる」と感心する声の他、「あたしもこんな素敵なことができるばあちゃんになりたい」「死ぬまでに名もなき善良な市井の人になりたい」「私もこう言う立派な人になりたい」「こういうことが出来る人に、僕はなりたい。つまり善人になりたいんですよ」など、自分もこうでありたいという反応も多く見られました。
投稿したくろ。さんは、続く投稿で東山動植物園の寄附制度のリンクを紹介した他、「何かしたいとお考えの方、お住いの近くの動物園・水族館の寄附制度、サポーター制度を調べてみてはいかがでしょうか」と身近な施設への寄附についても触れています。
画像提供:くろ。(@schwarz_kuro1)さん
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