「ガス代(プロパンガス)が高い都市」ランキングTOP30! 1位は「山形市」【2023年最新調査結果】

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 天然ガスを原料とする都市ガスに対し、液化石油ガスから製造されるプロパンガス(LPガス)。日本では主にガスボンベとして供給されるため、都市ガス導管のない地方などを中心に広く普及しています。都市ガスより火力が高いという利点もある一方、地域ごとの価格差が大きいのもプロパンガスの特徴です。

 そこで本記事では、総務省統計局による2020~2022年の年間平均支出額の集計データよりガス代(プロパンガス)が高い都市ランキングを紹介します。ランキングの対象は、全国47の都道府県庁所在地およびそれ以外の5つの政令指定都市です。なお、全国平均は2万1263円でした。それでは結果を見ていきましょう!

(出典元:総務省統計局「品目別都道府県庁所在市及び政令指定都市ランキング」

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「ガス代(プロパンガス)が高い都市」ランキングTOP30

画像:写真AC
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第2位:岩手県盛岡市

 第2位は岩手県盛岡市でした。2020~2022年の年間平均支出額は、全国平均より2万円以上高い4万2930円となっています。

 一般社団法人「プロパンガス消費者協会」によると、盛岡市のプロパンガスの適正価格は基本料金1760円から、1立方メートルあたりの従量単価462円からだそうです。それに対し、実際の平均基本料金が2037円、従量単価は816円ということから、特に従量単価が割高になっています。

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第1位:山形県山形市

 第1位は山形県山形市でした。2020~2022年の年間平均支出額は、4万8802円です。一般的に、プロパンガスは戸建てのほうが集合住宅より安いといわれていますが、山形ではどちらも高止まりしている傾向にあります。

 なお上位2都市が東北ということから、寒い地域ほどガス代がかさむと思われるかもしれません。しかし、4~6位には四国・九州の都市がランクインしていることから、プロパンガスに関しては気候よりも地域ごとの価格差のほうが大きく影響していると考えられます。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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