2023年に「アクセスの多かった名字」ランキングTOP30! 第1位は「佐藤」【2月13日は苗字制定記念日】

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 本日2月13日は「苗字制定記念日」。1875年のこの日、最高行政機関であった太政官から「平民苗字必称義務令」が布告され、国民全員が名字(苗字)を名乗ることが義務付けされました。江戸時代までは、名字があっても平民は名乗ることが許されていませんでしたが、明治に入った1870年9月19日に「平民苗字許可令」を布告。平民でも名字を名乗れるようになったものの、なかなか普及しなかったため「平民苗字必称義務令」が改めて布告されました。

 今回は「苗字制定記念日」に合わせ、名字由来netが2022年11月1日〜2023年10月31日の期間にアクセス数の多かった名字を集計し、発表したランキングを紹介します。

 アクセスの多かった名字は何だったのでしょうか。さっそく見ていきましょう。

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調査概要

調査期間2022年11月1日〜2023年10月31日
調査方法名字由来netでのアクセス数を集計

(出典元:2023年名字年間トレンドランキングTOP100|名字検索No.1/名字由来net|日本人の苗字・姓氏99%を掲載!!

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「アクセス数の多かった名字」ランキング

画像:PIXTA
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第5位:中村

 第5位は「中村」でした。全国順位は8位、全国人数は約1026万人です。

 全国に広く分布しており、そのうち東京都は約11万7000人と多くの中村姓の人がいることが分かります。市区町村別のランキングでも、TOP5のうち4つを東京都の市区が占めており、その多さがうかがえます。一方、中村性の比率が最も高いのは山口県で、次いで三重県、長崎県となっています。

 中村姓の有名人には、2014年ノーベル物理学賞受賞の中村修二さん、元サッカー日本代表の中村俊輔さん、元プロ野球選手の中村紀洋さん、俳優の中村アンさんなどがいます。

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第4位:伊藤

 第4位は「伊藤」でした。全国順位は5位、全国人数は約1053万人です。

 全国的に分布している名字ですが、愛知県は最も人数が多く、比率が多い地域でもTOP3に入るなど、多くの伊藤姓の人がいることが分かります。また、市区町村別の人数では、TOP5を三重県と愛知県にある市が占めています。

 伊藤姓の有名人には、江戸中期に活躍した絵師の伊藤若冲や、初代内閣総理大臣の伊藤博文、フジテレビアナウンサーの伊藤利尋さん、俳優の伊藤英明さん、卓球選手の伊藤美誠さんなどがいます。

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第3位:鈴木

 第3位は「鈴木」でした。全国順位は2位、全国人数は約1769万人です。

 全国2位の名字である「鈴木」ですが、東日本にやや多く、九州地方では都道府県内順位も低くなる傾向にあるようです。静岡県が最も鈴木姓の比率が高く、次いで福島県、山形県となっています。

 鈴木姓の有名人には、2010年ノーベル化学賞受賞の科学者・鈴木章さんや、お笑いコンビ・ドランクドラゴンの鈴木拓さん、元大リーガーのイチロー(鈴木一朗)さん、元℃-uteの鈴木愛理さん、俳優の鈴木杏さんなどがいます。

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第2位:田中

 第2位は「田中」でした。全国順位は4位、全国人数は約1312万人です。

 全国的に分布している「田中」姓ですが、青森県を除く東北地方ではやや少なめとなっています。田中姓の比率が最も高いのは鳥取県、続いて佐賀県、福岡県となっており、西日本の方が比率が高いようです。

 田中姓の有名人には、2002年ノーベル化学賞受賞の科学者・技術者の田中耕一さん、お笑いコンビ・アンガールズの田中卓志さん、俳優の田中圭さん、田中裕子さん、元モーニング娘。の田中れいなさんなどがいます。

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第1位:佐藤

 第1位は「佐藤」でした。全国順位は1位、全国人数は約1830万人です。

 全国に広く分布している「佐藤」姓。名字由来netのデータによれば、もっとも佐藤姓が多い都道府県は東京都、続いて神奈川県、宮城県となっており、東京都には約21万7000人がいるそうです。また、最も佐藤姓の比率が高いのは秋田県となっており、山形県、宮城県と続いています。

 佐藤姓の有名人には、俳優の佐藤健さん、佐藤二朗さん、佐藤浩市さん、佐藤めぐみさん、佐藤江梨子さんなどがいます。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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