「喫煙者が多い都道府県」ランキング 男性の1位は「群馬県」【2016年調査】

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 今回は、厚生労働省が発表した「平成28年国民健康・栄養調査報告」をもとに、都道府県別に男性喫煙者の割合を紹介しましょう。調査によれば、喫煙者の割合は減少しているものの、習慣的に喫煙している男性は2016年時点で30.2%と、女性の8.2%に比べて高くなっています。

 なお今回の記事では、都道府県で比較できるように年齢調整された、2016年調査の「現在習慣的に喫煙している者の割合(平均値)」を参照しています。また同年に起こった熊本地震や鳥取県中部地震の影響で、調査対象から一部地域が除外されており、熊本県はランキング対象外です。

(出典元:平成28年国民健康・栄養調査報告

画像は「写真AC」より引用
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第3位:北海道

 第3位は「北海道」で、習慣的に喫煙している男性の割合は35.9%。おおよそ3人に1人が喫煙者という結果になりました。北海道は女性の喫煙率も高く、過去にはがんによる死亡率が高いことも報告されています。なお近年の喫煙率は、全国的に見て減少傾向にあります。

画像は「写真AC」より引用
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第2位:福井県

 第2位は「福井県」でした。習慣的に喫煙している男性の割合は36.6%。福井県はこれまでに、たばこ税アップや未成年の喫煙防止といった対策に取り組んでおり、たとえば県内の小中学校・高校を対象とした喫煙防止やがんに関する出前教室などを開催しています。

画像は「ふくいドットコム」より引用
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第1位:群馬県

 第1位は「群馬県」でした。習慣的に喫煙している男性の割合は37.3%。2016年に群馬県が行った調査によると、飲食店で受動喫煙したことがある人の割合が約45%となっています。

 こうした現状を受けて、群馬県は受動喫煙防止の啓発用リーフレットを、日本語と外国語で準備するなど対策を推進。また2018年には、地元大学の関係者らが受動喫煙の防止をめざす組織「ぐんま受動喫煙防止協議会」を設立するといった動きも見られます。

画像は「写真AC」より引用

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