地元民にはよく知られていても、その土地に縁のない人が見ると、読み方がわからない地名は多々ありますよね。「勝手にこう呼んでいたら、実は読み方が違った…」といった経験をしたことがある人は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、「『地元民しか読めない!』と思う青森県の市町村名は?」というアンケートを実施します。「他県の人には読めなさそう」「読み方をずっと勘違いしていた」といった市町村名にぜひご投票ください。
八戸市
「八戸市(はちのへし)」は青森市や弘前市に並ぶ、青森県の主要都市。そのため、正しい読み方を知っている人が多いかもしれません。この地域はもともと「糠部郡(ぬかのぶぐん)」と呼ばれ、八戸とは「糠部」の中の8番目の「戸」を意味していると考えられています。
そんな八戸市には、市内の町名や地名にも読み方が難しいものが存在。たとえば南郷区の山あいにある集落は、「泥障作」と書いて「あおづくり」と読みます。かつてこの集落では「泥障(あおり)」と呼ばれる馬具を作っていたことから、「泥障を作る所」の意味で泥障作という地名になったとされています。
東津軽郡 蓬田村
「東津軽郡 蓬田村(よもぎたむら)」は、東津軽郡の南部、青森市の北に隣接した村です。「蓬田」は人の苗字にも使われている字ですが、読み方が複数あり、「よもぎた」のほかに「あいだ」「おうだ」「ぼうだ」などがあります。
また、蓬田村には「鶴蝮(つるばみ)」という珍しい地名もあります。その由来は定かではありませんが、「鶴」と「蝮(まむし)」を組み合わせた地名はかなり珍しいもの。こちらも、青森県に馴染みのない人が初見で読むのは難しそうです。
南津軽郡 田舎館村
「南津軽郡 田舎館村(いなかだてむら)」は青森県中央部、青森市から車で約40分の場所にある村です。使われている漢字はそれほど難しくありませんが、読み方を知らないと、つい「いなかかんむら」と読んでしまうような名称です。
田舎館村は米づくりが盛んな地域として知られ、米に関連する特産品があったり、イベントが開催されたりしています。中でも、田んぼを巨大なキャンバスに見立て、色の異なる稲を使って図柄を描く「田んぼアート」は、高いところから見下ろすと壮観だと評判です。
「地元民しか読めない!」と思う青森県の市町村名は?
ここまで青森県にある地域の中から3つを紹介しました。このほか、さまざまな地名が青森県にはあります。その中で、「地元民しか読めない!」と思う地名はどこでしょうか。それではアンケートへのご協力、よろしくお願いします。
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