「地元民しか読めない!」と思う茨城県の市町村名は?【人気投票実施中】

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 「常陸国(ひたちのくに)」と呼ばれていた茨城県は、徳川光圀や横山大観など歴史に名を残す人物を多数輩出していることで知られています。古い歴史を持つ土地だけに、地域の特徴や言葉などに由来する難読地名も多数あります。

 そこで今回は、「『地元民しか読めない!』と思う茨城県の市町村名は?」というアンケートを実施します。多数の地名の中から、「簡単には読めない」と思うものに投票してください。まずは、編集部がピックアップした難読地名を3つご紹介します。

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結城市

 「結城市」は茨城県と栃木県の県境に位置する都市で、「ゆうきし」と読みます。古くから総(ふさ=麻)や穀(ゆう=木綿)の産地だった結城市は「総(ふさ)の国」と呼ばれ、農耕文化とともに発展してきました。また、水運の拠点としても知られ、江戸時代末期は一大商業都市として栄え、当時の風情をそのまま残す蔵造りの建物も散存しているのが魅力です。

 結城市が誇る特産品といえば、伝統工芸品の結城紬。日本を代表する高級絹織物で、2010年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されました。すべて手作業ゆえの高品質な製品作りが特徴で、軽やかなのにあたたかな着心地が人気です。

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行方市

 「行方市」は県南東部に位置する都市で、「なめがたし」と読みます。町としての歴史は古く、『常陸国風土記』で「行細(なめくわし)」という名前で紹介されました。国の重要文化財に指定されている西蓮寺仁王門や西蓮寺相輪橖、県指定の有形文化財である麻生藩家老屋敷記念館などの名所が、その歴史を今に伝えます。

 水資源が豊富で、霞ヶ浦や北浦などの湖畔周辺では、バードウォッチングや植物観察、サイクリングなどを楽しめます。農産物の生産も盛んで、特にサツマイモが有名。高い糖度を誇る甘いサツマイモは、ふるさと納税の返礼品としても人気です。

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鉾田市

 「鉾田市」は県東部に位置する都市で、「ほこたし」と読みます。県庁所在地の水戸市まで車で約40分、つくば市や土浦市などの県内主要都市にも車で約1時間と、利便性に恵まれた立地が特徴です。鹿嶋市、潮来市、神栖市、行方市とともに、Jリーグクラブ「鹿島アントラーズ」のホームタウンとしても知られています。

 鉾田市は、東は太平洋、南は北浦、北は湖沼と水資源に恵まれた場所に位置していて、その地の利を活かした農作物栽培が盛ん。なかでもメロンが有名で、全国トップクラスの産出額を誇ります。

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「地元民しか読めない!」と思う茨城県の市町村名は?

 茨城県の難読地名の中から、3つの地域を紹介しました。その中から「これは地元民しか読めないだろ」と思われるところに、ぜひ投票をお願いします。実際に行ってみた感想などもお待ちしていますので、どんどんお寄せください。

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