【難読地名】地元民しか読めないと思う「東京都世田谷区」の町名は?【人気投票実施中】
日本には初見では読めないような難しい読み方の地名がたくさんありますよね。今回ねとらぼでは、「地元民しか読めないと思う『東京都世田谷区』の町名は?」というアンケートを実施します。
世田谷区は東京23区中の西南に位置し、90万人以上の人が暮らす自治体です。都内有数の遺跡密集地ということもあり、歴史を感じさせる町名が少なくありません。まずは編集部がピックアップした世田谷区の3つの地域を紹介します。
砧
砧(きぬた)は、世田谷区南西部に位置し、緑豊かな緑地や住宅街が広がるエリアです。砧という地名が生まれたのは7~8世紀頃。朝廷に納める布をたたいて柔らかくし、つやを出すための道具が衣板(きぬいた)で、砧はこの道具に由来しているとされています。
祖師谷
祖師谷(そしがや)は、小田急線祖師ヶ谷大蔵駅北側に位置するエリアです。地名の起こりには二つの説があり、一つは村の谷の近くの地福寺というお寺に祖師堂があったというものです。もう一つの説は、鎌倉時代の豪族で法華宗を崇敬していた粕谷氏が領内に一堂守を建て、日蓮上人が他界した後に祖師像を彫刻・安置したからだとされています。
弦巻
弦巻(つるまき)は、世田谷区のほぼ中央にある上町地区内に位置します。地名の由来には諸説あり、一つは弦巻が牧場だったという説です。つるは古代朝鮮語の「昿野」に通じる野原を意味し、まきは牧場を表す「馬城」からきているとされています。
2つ目は、この地を「武士が降伏し、弓の弦を巻いて恭順の意を表した場所」だったとする説です。第3の説として、つるまきを「水の流れが渦を巻くほど激しい」という意味で「水流巻」と書いたというものもあります。
【難読地名】地元民しか読めないと思う「東京都世田谷区」の町名は?
世田谷区にはさまざまな由来を持つ難読地名がたくさんあります。あなたが「これは地元民しか読めない!」と思う世田谷区の地名をぜひ教えてください。たくさんの投票をお待ちしています!
参考
- 世田谷区政概要 2023(世田谷区)
- 砧地域の地名の由来(世田谷区ホームページ)
- 砧地区(世田谷区ホームページ)
- 祖師谷地区(世田谷区ホームページ)
- 上町地区(世田谷区ホームページ)
- 世田谷・桜・弦巻(世田谷区ホームページ)
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