「史跡や郷土芸能等の保存に満足している街」ランキングTOP10! 第1位は「鎌倉市(神奈川)」【2024年最新調査結果】

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 共通ポイントサービス「Ponta(ポンタ)」を運営するロイヤリティ マーケティングは、Ponta会員を対象に、2024年2月8日~3月4日の期間で居住地行政の満足度に関する調査を実施し、その結果をランキングとして発表しました。

 今回はその中から「史跡や郷土芸能等の保存に満足している街」のランキングを紹介します。住んでいる街の史跡や郷土芸能等の保存について満足している人が多かったのは、どこの自治体だったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう。

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調査概要

調査期間2024年2月8日~3月4日
調査対象国内在住の10代以上の男女
※「Pontaリサーチ」会員(Ponta会員で「Pontaリサーチ」に登録している人)
有効回答数15万8584人

(出典元:15万人のPonta会員に聴いた 居住地行政の満足度に関する調査|ロイヤリティ マーケティング Pontaリサーチ調べ

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「史跡や郷土芸能等の保存に満足している街」ランキング

画像:写真AC
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第2位:京都市北区(京都)

画像:写真AC

 第2位は、「京都市北区(京都)」でした。1955年に上京区から分かれて生まれた区で、京都市全体の11.5%を占める面積をもつ区。市内では3番目に大きな行政区となっています。区の東には賀茂川が流れ、北は北山の山並みが、西には衣笠山が広がるなど、豊かな自然に恵まれたエリア。世界文化遺産「古都京都の文化財」に指定されている17の文化財のうち、賀茂別雷神社(上賀茂神社)と鹿苑寺(金閣寺)の2つが立地している地域でもあります。

 1966年に制定された「古都保存法」の対象地域のひとつでもある京都市。そのうち北区は、「西賀茂」「衣笠」などのエリアが「歴史的風土保存区域」および「歴史的風土特別保存地区」として規制の対象となっています。

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第1位:鎌倉市(神奈川)

画像:写真AC

 第1位は、「鎌倉市(神奈川)」でした。東京から約50キロの距離にあり、かつて源頼朝が幕府を開いた土地。1230年ごろに最盛期を迎えると、政治や軍事、外交、文化などさまざまな面で日本の中心地としての役割を果たすようになりました。中国の宋や元との交易も行われたことから、多くの中国文化がもたらされ、今に伝えられています。

 鎌倉市は、昭和半ばごろから始まった宅地造成などにより、豊かな自然環境や史跡が失われる危機にさらされた歴史をもちます。そうした計画への反対運動をきっかけのひとつとして作られたのが、「古都保存法(古都における歴史的風土の保存に関する特別措置)」です。「歴史的風土保存区域」や「歴史的風土特別保存地区」として指定されたエリア内では、建築物の新築や土地の造成などについて届出や許可が必要となり、鎌倉市では古都保存法を根拠として史跡が守られているのです。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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