本日、2024年9月17日は「月見酒の日」です。これは大手日本酒メーカーである月桂冠が、自社の銘柄「つき」を多くの人に味わってもらいたいと制定した記念日ですが、年によって日付が定まっていません。それもそのはず、この日は同時に「中秋の名月」の日でもあるのです。中秋の名月とは、旧歴8月15日の夜に見える月を指す言葉。旧歴は現在のこよみとはずれが生じるため毎年異なる日付となり、今年は9月17日が「月見酒の日」となっています。

　日本では古くから月を、特に「中秋の名月」を見て楽しむ「お月見」の文化があります。そして、美しい月を眺めながらお酒を堪能する「月見酒」もまた風流ですよね。

　そこで今回は「月見酒の日」にちなみ、アジア最大級の蒸留酒のコンペティション『東京ウイスキー&スピリッツコンペティション（TWSC）』の2023年焼酎部門で最高金賞に輝いた25品のうち、「芋焼酎」をピックアップして紹介していきましょう！

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（出典元：日本唯一、アジア最大級の蒸留酒コンペティション「東京ウイスキー&スピリッツコンペティション（TWSC）」2023焼酎部門の結果を発表）

【プロが選ぶ】うまい「芋焼酎」10選！　アジア最大級の品評会で「最高金賞」に選ばれた名酒とは？

HOJUN バーボンカスクフィニッシュ（天星酒造）

　「HOJUN バーボンカスクフィニッシュ」は、天星酒造の「芋焼酎×ワールドカスクシリーズ」のフラッグシップモデルです。

　芋焼酎をバーボンウイスキーを熟成した古樽に入れて貯蔵熟成することで、芋焼酎にバーボンウイスキー特有のバニラを思わせる香りをまとわせています。またベースとなる芋焼酎は、さつま芋の風味をあえて控えめに残すように蒸留し、樽の香りがより際立つように工夫されているそうです。

サニークリーム（国分酒造）

　「サニークリーム」は、国分酒造の独自手法を生かして造られる芋焼酎。米麹を使い、米の割合を増やして仕込み、さらにクリアな味わいを求めて減圧蒸留によって蒸留されています。

　もうひとつの大きな特徴は、「鹿児島香り酵母1号」を採用している点。これらが組み合わさることで、バナナやメロンを思わせる香りが華やかに広がる、ほかにはない味わいを実現しています。「サニークリーム」は冷やして、ロックや炭酸割りで味わうのがおすすめです。

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