「世帯あたりの貯蓄額が高い都市」ランキングTOP30! 第1位は「富山市」【10月17日は貯蓄の日】
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本日10月17日は「貯蓄の日」です。1952年に「貯蓄増強中央委員会」が発足したことをきっかけに、記念日として制定されました。10月17日に決定した理由は、五穀豊穣の感謝祭「神嘗祭」の日から。貯蓄に対する関心を高め増進を図ることなどを目的としており、記念日には貯蓄功労者の表彰やお金に関するイベントが行われます。
今回は「貯蓄の日」にあわせて、「『世帯あたりの貯蓄額が高い都市』ランキング」を紹介します。こちらは、政府統計の総合窓口(e-Stat)が公表している2022年の「家計調査」をもとに、「世帯あたりの貯蓄額が高い都市」をランキング形式としたもの。
この調査では「2人以上の勤労者世帯」を対象とし、自営業や個人事業主、経営者・法人役員など、世帯主が官公庁や民間企業などに雇用されていない世帯は調査対象外としています。
世帯あたりの貯蓄額が高い都市は一体どこだったのでしょうか? さっそくランキングを見ていきましょう。
貯蓄額は「金融機関への貯蓄や社内預金、勤め先の共済組合などの金融機関外への貯蓄の合計」を算出。「金融機関への貯蓄」とは、各種金融機関への預貯金、生命保険・積立型損害保険の掛金(加入してからの掛金の払込総額)、株式・債券・投資信託・金銭信託などの有価証券(株式・投資信託については調査時点の時価、債券・貸付信託・金銭信託については額面)を含んでいます。
(出典元:政府統計の総合窓口(e-Stat)「2022年 家計調査/貯蓄・負債編 二人以上の世帯 詳細結果表」)
「世帯あたりの貯蓄額が高い都市」ランキング
第2位:大津市(2156万円)
第2位は「大津市」でした。
滋賀県の南西部に位置する大津市は、国内最大の湖「琵琶湖」に面する県庁所在地です。本州のほぼ中央に位置することから、京阪神・中京・北陸を結ぶ要衝として発展。最澄によって創建され、世界遺産にも登録された「比叡山延暦寺」をはじめ、紫式部が源氏物語を起筆したといわれる「石山寺」など、歴史ある神社仏閣が点在するところも特徴です。
大津市の世帯あたりの貯蓄額は2156万円で、全国平均の1508万円を648万円上回りました。2156万円のうち、2079万円が貯金や投資など金融機関での貯蓄で、その他は77万円となっています。交通の要衝ということもあり、古くから商業が栄えた滋賀県。堅実で商売上手だった「近江商人」の気質が残っているのか、倹約家が多いのかもしれませんね。
第1位:富山市(2168万円)
第1位は「富山市」でした。
富山県の中央から南東へ広がる富山市は、3000メートル級の山々が連なる「立山連峰」をはじめ、豊かな自然に囲まれています。交通面では、北陸新幹線が利用できるほか、「富山きときと空港」があるため首都圏からのアクセスも良好。また、「天然のいけす」と呼ばれる富山湾でとれたホタルイカや白海老、寒ブリなどの海産物も味わえるため、魅力的なエリアとなっています。
富山市の世帯あたりの貯蓄額は、全国平均を660万円上回る2168万円。そのうち、2141万円が貯金や投資など金融機関での貯蓄で、その他は28万円となっています。「越中富山の薬売り」で有名な富山県。真面目にコツコツ商売を行い、成功を収めた商人の気質が、高い貯蓄額につながっているのかもしれません。
ランキングの全順位は、以下からご覧ください!
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