本日10月20日は、「代々木公園が開園した日」です。現在代々木公園がある場所は元々、第二次大戦中まで陸軍の代々木練兵場として使用されており、戦後はアメリカ軍の宿舎敷地でした。1964年に開催された「東京オリンピック」の際は選手村として使用され、その後再整備を実施。そして1967年の今日、代々木公園として開園しました。

　23区内の都立公園の中で5番目に広い敷地を擁す、東京都民のオアシスとして愛される代々木公園。公園を横切る道路を挟んで、中央広場や噴水がある「A地区」とスポーツ施設・イベントホールがある「B地区」に分かれています。日中でも過ごしやすい季節になってきたので、この機会に代々木公園へ足を運んでみるのもいいかもしれませんね。

　今回は「代々木公園が開園した日」に合わせて、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の50代を対象に「東京都内で癒やされる公園は？」というテーマで行ったアンケート結果を紹介します。

　東京都内の公園の中で、全国の50代から「癒やされる」と支持を集めたのはどの公園だったのでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう！

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調査概要

アンケート実施日	2022年12月8日
調査対象	全国の50代の男女
有効回答数	143票

【50代が選ぶ】東京都内で「癒やされる公園」ランキング

第5位：井の頭恩賜公園

　第5位は「井の頭恩賜公園」でした。武蔵野市に位置する公園で、1917年に日本で最初の恩賜公園として開園。JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺」駅から徒歩約5分、京王井の頭線「井の頭公園」駅から徒歩約1分でアクセスできます。

　井の頭恩賜公園は、井の頭池とその周りにある約200本の桜が有名。満開の桜の花びらが池の水に浮かぶ景色はとても美しく、お花見シーズンには多くの人が訪れます。また、広い池と樹林があることから、カルガモ、カイツブリ、オシドリのほか、さまざまな渡り鳥も飛来します。

第4位：新宿御苑

　第4位は「新宿御苑」でした。新宿御苑は、1906年に皇室庭園として誕生した近代西洋庭園。1949年に国民公園として一般に公開されました。新宿門までは、「新宿」駅南口から徒歩約10分でアクセスできます。

　新宿御苑は1年を通して美しい自然を楽しめる庭園です。毎週月曜日と年末年始は休園ですが、春と秋には特別開園期間を設けていて、期間中は無休となっています。

第3位：上野恩賜公園

　第3位は「上野恩賜公園」でした。1873年に開園した歴史ある公園で、日本の都市公園を代表する都立公園。台東区に位置し、JR線や東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅から徒歩約2分、京成本線「京成上野」駅から徒歩約1分でアクセスできます。

　上野恩賜公園は桜の名所として有名。早咲きの寒桜からソメイヨシノまで、約2カ月にわたり桜が咲き誇ります。また、7月下旬ごろには不忍池のハスの花が咲き、美しい水辺の景色を楽しめます。また、公園内には「恩賜上野動物園」「東京都美術館」「国立科学博物館」などの施設があり、観光の拠点としても有名です。

第2位：日比谷公園

　第2位は「日比谷公園」でした。1903年に開園した公園で、本多静六博士によって設計され、造成されました。千代田区に位置し、東京メトロ丸ノ内線・千代田線「霞ケ関」駅や東京メトロ日比谷線・千代田線・都営地下鉄三田線が乗り入れる「日比谷」駅からすぐの場所にあります。

　日比谷公園では、春には桜、夏にはユリやアジサイ、さらに秋には紅葉やイチョウの黄葉などが楽しめます。また、公園内には「日比谷野音」として知られる「日比谷公園大音楽堂」などの施設があり、イベント開催時には多くの人でにぎわうのが特徴です。

第1位：代々木公園

　第1位は「代々木公園」でした。東京オリンピックの選手村を経て、1967年に現在の公園になりました。渋谷区に位置し、JR「原宿」駅や東京メトロ千代田線「代々木公園」駅から徒歩約3分の場所にあります。また、「明治神宮前」駅や「代々木八幡」駅からのアクセスも可能です。

　代々木公園は道路を挟んでA地区とB地区に分かれていて、A地区は森林公園、B地区には陸上競技場や野外ステージなどがあります。また、公園の真ん中にある中央広場は、広々とした草地で、青空を存分に感じられるのが魅力。フリーマーケットや物産展などのイベントが開かれることもあり、多くの人でにぎわいます。

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