二刀流のはずの大谷翔平が最強すぎて“一刀流”でメジャーリーグ無双して15冠獲得しそう 残すは「リーグMVP」

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 日本時間2024年11月15日、米国・ラスベガスで行われた「オールMLBアワーズ・ショー」で、ドジャース・大谷翔平選手が「ハンク・アーロン賞」と「エドガー・マルティネス賞」をW受賞。さらに「オールMLBチーム」のファーストチームの指名打者にも選出され、1日で栄誉ある賞を“3冠”獲得しました。

出典:Amazon.co.jp
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指名打者として圧倒的な成績

 今回、大谷翔平選手が獲得したのはリーグ最優秀打者に贈られる「ハンク・アーロン賞」(2年連続2度目)、最も活躍した指名打者に贈られる「エドガー・マルティネス賞」(4年連続4度目)、ファン投票などによって選ばれる「オールMLBチーム」のファーストチーム選出(指名打者として3度、投手を含めると4度目)の3つ。2023年には史上初となる投打でのファーストチームに選出されるという偉業を達成しており、来シーズン以降、投手として復活し“二刀流”が見られるのを期待している人も多いでしょう。

 今シーズンでは54本塁打130打点を挙げ、昨年のアメリカンリーグでの本塁打王と合わせて2年連続、両リーグでの本塁打王を達成。これはメジャーリーグ史上4人目の偉業で、マーク・マグワイア選手が1998年に達成して以来、26年ぶりです。さらに、59盗塁を達成しており、1つのシーズンでホームラン50本、50盗塁以上の「50-50」をメジャーリーグで初達成したことも記憶に新しいですよね。

 出塁率と長打率を足し合わせた打撃指標の1つ「OPS(On Plus Slugging)」は1.036(出塁率.390、超打率.646)とナショナルリーグ1位、両リーグ合わせるとヤンキースのアーロン・ジャッジ選手(OPS 1.159)に次ぐ2位となりました。

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今シーズン現在までに「14冠」獲得

 大谷翔平選手はすでに打者のベストナイン賞「シルバースラッガー賞」を指名打者として獲得、本塁打王や打点王、月間MVP1回、週間MVP4回などさまざまな賞を受賞しており、圧巻といえる“14冠”を獲得済み。日本時間11月22日に全米記者協会(BBWAA)が選出するリーグMVPに選出されれば、15冠獲得となります。もしリーグMVPに選出されれば、昨年のアメリカンリーグMVPと合わせ両リーグのMVPを獲得。これはフランク・ロビンソン選手以来の偉業となり、史上2人目の快挙です。

 次のページからは、大谷翔平選手が1位を獲得したランキングを紹介していきます。

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