「カツオノエボシ」が突如トレンド入り その意味と理由を解説

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 7月9日、「カツオノエボシ」がネット上で話題となりました。本記事では、「カツオノエボシ」の意味と急上昇の理由を解説していきます。

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「カツオノエボシ」とは

 「カツオノエボシ」とは非常に強い毒性をもつクラゲのことで、「電気クラゲ」とも呼ばれます。透き通った水色で10センチ前後の小さい浮袋が特徴的です。

 浮袋からのびる触手から発射される刺胞には猛毒が含まれており、刺されると激痛を引き起こし、場合によっては強いアレルギー反応で死亡につながることがあります。さらに、クラゲの生死にかかわらず刺胞が発射されるため、海岸に打ちあがっており死んでいるカツオノエボシであっても注意が必要です。

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「カツオノエボシ」 トレンド入りの理由は?

 「カツオノエボシ」がトレンド入りしたきっかけは、相模湾沿岸にカツオノエボシが点々と漂着しているという報道です。

 15時に神奈川新聞に掲載されてじわじわと話題になっていたところ、同日20時ごろにWebメディアでも報道され、一気にSNSで拡散されました。22時には1200件(10%サンプリングなので実数は約10倍)を超える投稿がされました。

 報道によると、今年の夏は新型コロナウイルス感染症の影響で、神奈川県内の海水浴場が25カ所開設中止となっています。そのため、海水浴シーズンでも救護所の設置がされず安全が確保されないため、遊泳の自粛が呼びかけられています。

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「カツオノエボシ」に対するネットの反応は?

 「カツオノエボシ」に関するネットの反応を見てみると、「猛毒だから気をつけて」「子どもが触らないように注意しないと」「綺麗だから思わず触っちゃうかも」 など改めて注意を促す声が多くありました。

 また、「刺されたことあるけど激痛だった」「昔刺されたときのミミズ腫れがまだ残っている」などとカツオノエボシに刺されたことのある人の体験談も多数語られています。

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