「世界で最も評価されている日本酒の酒蔵」ランキングTOP30! 1位は「八戸酒造(青森県)」【2021年版】
日本が世界に誇るSAKE(酒)といえば、米の恵みを活かした「日本酒」。日本には数多くの酒蔵が存在しますが、そんな酒蔵の中で、国内外から高い評価を得ているのは一体どこなのでしょうか?
今回は国内外における各種日本酒コンテストの受賞実績をポイント化、集計した「世界酒蔵ランキング2021」から、TOP30を紹介します。エントリーされた643の酒蔵の中から頂点に輝いたのは、果たしてどこなのでしょうか? さっそく結果をみていきましょう。
※各順位の()内の数値は世界酒蔵ランキング独自の集計に基づく獲得ポイントです。
(出典:世界酒蔵ランキング実行委員会「世界酒蔵ランキング2021」)
第3位:渡辺酒造店(1135ポイント)
第3位は渡辺酒造店で、1135ポイントでした。
岐阜県飛騨市に本拠地を構える同店は、飛騨山脈の伏流水とうまみのある酒造米「飛騨ほまれ」を使用した日本酒が特徴です。渡辺家が酒造りを始めた1870年(明治3年)以来、職人の手による酒造りを大切にしています。看板商品の「蓬莱 純米吟醸 家伝手造り」はコンクール10冠達成受賞酒として、国内外で高く評価されています。
第2位:平和酒造(1165ポイント)
第2位は平和酒造で、1165ポイントでした。
和歌山県海南市の山あいにある平和酒造では、貴志川の伏流水を採用した酒造りを行っており、生み出される酒は国際的に高く評価されています。主力商品の「紀土(きっど)」は「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」での受賞実績を有し、近年はクラフトビール業界にも参戦。老舗でありながら軽いフットワークで世界の酒造業をリードしています。
第1位:八戸酒造(1255ポイント)
第1位は八戸酒造で、1255ポイントでした。
青森県八戸市を本拠地とする同酒造は、青森県産米・青森県オリジナル酵母・蟹沢名水を使用した酒造りを行っています。1775年(安永4年)から酒造業を始めた歴史ある酒造で、定番商品のひとつ「陸奥男山」は、5年連続で全国新酒鑑評会「金賞」の受賞実績を持っています。
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