社員の勤続年数が長い都道府県ランキング! 山口県を上回る1位は?【2020年データ】
会社のあり方が多様化する作今、給与や休日のスタイルに加え、勤続年数にも大きな変動が予想されますが、各都道府県ごとの勤続年数の違いはどのようになっているのでしょうか?
今回は厚生労働省「令和2年賃金構造基本統計調査」のデータをもとに、「社員の勤続年数が長い都道府県ランキング」をお送りします。
※各順位()内の数値は、各都道府県の平均勤続年数です。
第3位:山口県(13.1年)
第3位は山口県でした。2020年時点の平均勤続年数は13.1年で、全国の平均勤続年数(11.9年)と比べると、1年以上長い数値となっています。中国地方の平均値は12.3年と、全国的に見ても比較的長め。同地域における最低値は鳥取県の11.6年です。
第1位:富山県(13.3年)
第1位には2県がランクイン。1つ目は富山県でした。
2020年時点の平均勤続年数は13.3年です。富山県は若者(15~34歳)の正規雇用率が高く、2017年の時点では77.8%で全国1位。また女性有業率(15~64歳)も74.0%で全国4位であるなど、正規雇用かつ共働きによる安定した生活基盤を築いている家庭が多いと考えられます。勤続年数の長さはその表れとも言えそうですね。
第1位:山形県(13.3年)
同率1位は山形県でした。2020年時点の平均勤続年数は13.3年です。山形県も正規雇用率、有業者率ともに増加傾向にあり(2017年時点)、安定した地盤で働ける環境づくりが進められていることがわかります。
山形県を含む東北地方の平均勤続年数は12.5年となっており、比較的長い傾向が見られる一方、沖縄を含む九州8県の平均勤続年数は11.3年と短い傾向が見られました。なお、全国で最も勤続年数が短いのは9.6年の沖縄県でした。
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