2020年はどうなる?「バレンタイン」を検索キーワードから調査してみた。
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1月に入ってじわじわ検索ユーザーが増えるキーワードが「バレンタイン」。今回は「バレンタイン」関連の検索キーワードについて、ユーザー動向や人気のコンテンツをサイト分析ツール「eMark+」を使って調査しました。
バレンタインの検索開始は2月がピーク
まずは2018年と2019年の「バレンタイン」関連ワードの検索ユーザー数を月別で確認してみましょう。
2018年と2019年の過去2年を見ると、1月に入って検索ユーザーが増加し、2018年は45万ユーザー、2019年は31万ユーザーが検索しています。2月に入ると、2018年は84万ユーザー、2019年は67万ユーザーが検索しており、前月の約2倍になっています。1月の中旬から、多くの製菓メーカーやデパート、店舗などでバレンタイン関連のプロモーションが始まっており、2月に入るとイベントの開催などが本格化して検索ユーザーも多くなると思われます。
バレンタイン検索は20代〜40代の女性が中心
次に検索ユーザーの属性を確認します。性別では、女性の割合68.6%と多く、年代別では20代が31.1%と最多で、30代は24.2%、40代が25%と、ほとんど差がありませんでした。
しかし、Twitter上では「バレンタインって普段日本じゃ買えない良いチョコを買って自分の機嫌を取るイベントですよね?」というツイートの「いいね」が2万を超しており、男性のために検索しているわけではない、という女性も多そうです。
それにしても男性が3割は想像より多いかも……ということで、「バレンタイン」と同時に検索されたキーワードを調べてみましょう。
「バレンタインジャンボ宝くじ」が男性の心を掴む?
「バレンタイン」と同時に検索されたキーワードのランキングと、それぞれの男女比率を調べます。
検索数10位以内のキーワードのうち9件が女性比率が高い中で、6位の「バレンタインジャンボ」については男性比率が53.6%と過半数を超えました。「バレンタインジャンボ」は、2018年に「グリーンジャンボ宝くじ」から名称変更されたもので、発売月の2月に合わせて検索ユーザーが増えたものと思われます。
また、お店やブランド名では「高島屋」が10位に入り大健闘。百貨店では、「三越」が23位、「伊勢丹」が25位、「そごう」が33位に大きく差をつける結果となりました。
Twitter上では「高島屋のバレンタイン、人多すぎて見れたもんじゃなかった」と高島屋のバレンタインの好評さが伝わるツイートも見られました。
ブランドチョコに注目!
次に「バレンタイン」検索後、最初にたどり着いたページを示すLP(ランディング・ページ)を調べます。
1位、4位、5位に「ブランドチョコ」、「高級チョコ」が入り、特別なチョコが注目されていることが分かります。ショップや販売店のサイトに直接行くのではなく、メディアでのまとめ記事などを読んで、しっかりリサーチしている様子も感じられる結果となりました。
調査概要
調査期間 | 2018年12月〜2019年2月 |
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調査方法 | 「ユーザー数推移」「サイト訪問者の性別」「ユーザー属性」 を「 eMark+」で分析 |
備考 | 実数に近づけるため件数を100%に補正 |
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