「老人ホーム」が多い都道府県ランキング! 1位は「宮崎県」【2020年度】

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 医療の発達等によって「人生100年時代」という言葉まで誕生した近年、今後は老人ホームに対する需要が増加することが予想され、どれだけの施設を確保できるかが自治体や国家の課題となっています。

 そんな老人ホームが多いのはどの都道府県なのでしょうか? 今回は総務省が2022年に発表した「統計でみる都道府県のすがた2022」をもとに「老人ホームが多い都道府県ランキング」をお送りします。

※2020年時点での、65歳以上の人口10万人あたりの老人ホーム数を比較したランキングです。

(出典:総務省「統計でみる都道府県のすがた2022」

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第2位:沖縄県(153.1カ所)

 第2位は沖縄県でした。65歳以上の人口10万人あたりに対する老人ホームの施設数は153.1カ所です。

 沖縄県の2020年10月時点の高齢化率(総人口に占める65歳以上の割合)は22.1%で、全国では東京都に次いで2番目に低い数値となりました。沖縄県は1990年代までは男女ともに平均寿命が長い「長寿県」。2019年時点の健康寿命は男性が72.11歳、女性が75.51歳でした。一方、最も高齢化率が低い東京都は49.6カ所で全国43位。これは全国平均となる74.2カ所を大きく下回る数値です。東京都と沖縄県の老人ホーム事情は大きく異なるようです。

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第1位:宮崎県(179.2カ所)

 第1位は宮崎県でした。65歳以上の人口10万人あたりに対する老人ホームの施設数は179.2カ所です。

 宮崎県の2020年時点の高齢化率は32.2%で全国14位です。2001年に高齢化率が21%を超えたため、早くから高齢化対策が課題となってきました。そんな宮崎県では、2021年10月に東京港区に本社があり、給食受託事業を展開するソシオフードサービスが有料老人ホームの受託運営を開始しました。

 今回のランキングでは宮崎県をはじめ、九州の県が上位を占める傾向が見られ、4位に佐賀県(137カ所)、6位に大分県(126.5カ所)、7位に熊本県(121.9カ所)、8位に鹿児島県(116.8カ所)、10位に福岡県(100.8カ所)がそれぞれランクインしています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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