大卒者が多い都道府県ランキング! 1位の東京都に次ぐ2位は?【2020年データ】

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 文部科学省「大学入試のあり方に関する検討会議」の資料によれば、2020年の大学志願者数は約66万5000人。一方、国公立大学及び私立大学の定員総数は約61万人でした。

 この数値はえり好みをしなければ約92%もの学生が大学に進学できる現実を示しています。経済的な理由などを除けば、誰しもが大学を選択肢として考えられる時代になっていると言えるでしょう。

 それでは今現在、各都道府県にどれほどの割合で大卒者が存在するのでしょうか? 今回は「令和2年国勢調査」のデータをもとに「大卒者が多い都道府県ランキング」をお送りします。

※各順位()内の数値は22歳以上に占める大卒者の割合を示しています。

(出典:総務省統計局「令和2年国勢調査」

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第2位:神奈川県(26%)

 第2位は神奈川県でした。大卒者の割合は26%です。

 今回のランキングにおける全国平均は19.8%。およそ5人に1人程度が大卒である計算ですが、神奈川県はそれを6ポイント以上上回る格好となっています。およそ4人に1人が大卒の計算ですね。

 県内には大卒者が多い神奈川県ですが、2021年3月卒業生(全日制・定時制)の大学等進学率(短期大学部含む)では63.1%で全国5位。関東では2位を誇ります。

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第1位:東京都(27.7%)

 第1位は東京都でした。大卒者の割合は27.7%です。

 今回のランキングにおける最下位は青森県の11.1%であり、東京都の数値はそれを16.6ポイント上回っています。全体的な傾向としては上位には首都圏の1都3県及び関西の府県が目立ちました。また下位には東北の県が集中しています。

 東京都は他の県に比べ大学の数が群を抜いて多いエリア。その数は143校であり、国立大学だけでも12校存在します(2021年時点)。ちなみに大学数全国2位となる大阪府は東京都の半数以下となる56校です。大学が東京に集中していることも都内の大卒者の割合を高めている要因かもしれませんね。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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