【競馬】歴代の「逃げ馬」 13選! あなたが一番好きな逃げ馬はなに?【人気投票実施中】

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 レース序盤から先頭を走ってリードを取り、そのまま一気呵成にゴールを駆ける戦法を得意とする「逃げ馬」。とにかくゴールまで一直線に目指すため、ともすればスタミナ切れを起こしかねず、他の競走馬からの標的にもされやすい一方で、圧倒的な速さで逃げ切り、鮮やかに勝利する逃げ馬の姿には、多くの競馬ファンが熱狂します。

 そこで今回は、そんな「逃げ馬」について、自由投票形式のアンケートを実施します。あなたが好きな歴代の逃げ馬を教えてください。まずはこれまで活躍してきた歴代の「逃げ馬」の中から、3頭をピックアップして紹介しましょう!

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カブラヤオー

 「カブラヤオー」は、1974年から1976年に活躍した競走馬。幼少時に他の馬に蹴られ、馬を怖がる性格になってしまったことから、その恐怖心を逆手に取り、他の馬に絶対に追いつかれないように、“狂気のハイペース”とも称された「逃げ」に活路を見出した名馬です。

 1975年には「皐月賞」「日本ダービー(東京優駿)」を逃げ切りで制し、三冠を目指すも屈腱炎を発症。残念ながら「菊花賞」に出走することは叶いませんでした。しかし、生涯成績は13戦11勝という優秀な成績を収めており、中でも75年の「東京4歳ステークス」では、同じく逃げ馬であり、のちに牝馬二冠を達成する「テスコガビー」と激戦を繰り広げ、日本競馬史上に残る名勝負の一つとしてファンの記憶に刻まれています。

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サイレンススズカ

 「サイレンススズカ」は、1997年から1998年にかけて活躍した競走馬です。デビュー戦を圧勝するなど、素質の高さは見せますが、ムラのある成績が続きます。しかし、97年の香港遠征で武豊騎手とコンビを組んで以降、翌98年の「バレンタインステークス」「中山記念」「小倉大賞典」で逃げ切り勝ち。さらに「金鯱賞」で2着に1.8秒差という衝撃的な大差勝ちを収めると、その後も「宝塚記念」「毎日王冠」を逃げ切って、もはや中距離では敵なしという強さを見せました。

 そして、迎えた98年の「天皇賞(秋)」。単勝1.2倍の一番人気に押され、いつものように逃げ戦法に出ましたが、4コーナーの手前で左前脚の粉砕骨折を発症し、残念ながら予後不良の措置が取られました。他を寄せ付けない圧倒的な強さを見せつけたまま、まさに全盛期ともいえる中でこの世を去ることになってしまったため、現在でも「この馬が一番強かった」と考える競馬ファンも少なくない、歴史的な名馬です。

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クィーンスプマンテ

 「クィーンスプマンテ」は、2007年から2009年にかけて活躍した牝馬。デビューから地道に勝ち星を重ね、格上挑戦となった09年の「みなみ北海道ステークス」では、大逃げに出てオープン初勝利をあげます。その後、陣営は目標を「エリザベス女王杯」とし、迎えたレース本番。18頭立て11番人気のクィーンスプマンテと、同じく12番人気の「テイエムプリキュア」が大逃げをうちます。

 圧倒的一番人気の「ブエナビスタ」を含む後続馬は、互いに牽制し合ったことで出遅れ、残り600mの時点で2番手テイエムプリキュアと3番手との差は、なんと20馬身以上。直線では完全に2頭の叩き合いになり、ゴール直前でなんとかブエナビスタが鋭く追い込んで来るも3着。1着となったクィーンスプマンテは、誰もがあっと驚く見事な逃げ切り勝ちを演じ、“競馬の恐ろしさ”を世に知らしめました。

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あなたが一番好きな歴代の「逃げ馬」は?

 ここまで、日本競馬で活躍してきた歴代の「逃げ馬」から3頭をピックアップして紹介しました。あなたが一番好きな歴代の「逃げ馬」を、下記の投票方法を参考に、コメント欄にお書きください。

 また、各競走馬の好きなところや思い出に残っているエピソードなども、ぜひコメント欄にお寄せください。アンケートへのご協力、よろしくお願いします!

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投票方法

 投票は、この記事のコメント欄に直接書き込む方式でお願いします。集計のため、投票したい項目は下の「名前欄」に記入してください。上の「本文欄」では、投票した理由を教えてください。

名前欄に「投票したい項目」、本文欄に「投票理由」

(例)
【本文欄】“逃げて差す”、あの走りの衝撃は忘れられない
【名前欄】サイレンススズカ

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