ニュース

大真面目なトンデモ研究てんこ盛り  世界初のイグ・ノーベル賞公式展覧会が開催

驚いて、笑って、そして考えよう。

advertisement

 東京ドームシティの「Gallery Aamo(ギャラリー アーモ)」にて「イグ・ノーベル賞の世界展」が開催されます。期間は、9月22日から11月4日です。

イグ・ノーベル賞を知っていますか?

 イグ・ノーベル賞は、1991年に「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に与えられるノーベル賞のパロディーとして創設。歴代受賞者には日本人も多数おり、その成果には「たまごっち」「カラオケ」「足のにおいの原因となる化学物質」など、商品もしくは商業的研究も含まれます。あるいは、「ハトに嫌われる銅像の素材」や「床に置かれたバナナの皮を、人間が踏んだときの摩擦の大きさ」といった、誰得と思ってしまう研究などもラインアップされています。

「イグ・ノーベル賞」受賞研究 悪臭のガス(おなら)を防ぐ、気密性の下着「アンダー・イーズ」
「イグ・ノーベル賞」受賞研究 バッタが映画「スターウォーズ」を見ているときに興奮することに対して

 また授賞式も、本家ノーベル賞が厳粛な雰囲気であるのに比べ、イグ・ノーベル賞のほうはとてもユニーク。毎年ハーバード大学で開催されており、受賞者が被り物を着けたり、珍奇な衣装をまとったり、式の続行が8歳の少女の気分にゆだねられたり、優秀な研究者、技術者が思いっきりばかやっちゃおうなノリなのです。

advertisement
創設者であるマーク・エイブラハムズ。授賞式では司会進行も務めます。

 そんなイグ・ノーベル賞の魅力を集めた今回の展覧会は、3つの区画で構成されています。

 まずは、イグ・ノーベル賞紹介エリア。イグ・ノーベル賞について分かりやすく解説し、受賞者に与えられるユニークなトロフィーの展示や、盛り上がる授賞式の様子を紹介。さらに、パネル・実物展示エリア。これまでの受賞のうち特にユニークな研究について、受賞者から借りた実物やパネルを展示します。そして、研究体験ブース。見るだけでなく体験もしたい、そうした希望にこたえるコーナー。何しろ「笑える」と認定された受賞作(受賞研究)ですから、実際に体験すれば笑えること間違いなし。

 また、こうした展示コーナーとは別に、展示会に即したユーモア満載の物販も予定しています。

会場のGallery AaMo(ギャラリー アーモ)

期間 9月22日~11月4日 ※開催期間中無休

時間 平日 12:00~18:00 土日祝 10:00~18:00

料金(当日)大人(高校生以上)1400円 小人(小・中学生)900円

(前売)大人(高校生以上)1200円 小人(小・中学生)700円

会場 Gallery AaMo(ギャラリー アーモ)

(クラタマスミ)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ヤフオクで出品されていた「20万円の引退品」→開封すると…… “まさかの中身”に賛否 「ゾッとしたわ…」「しゃーない」
  2. 「やりすぎだろ」 M-1王者が通販サイトでの「非公式グッズ」販売に抗議…… 運営謝罪「申し訳ございませんでした」
  3. 毛糸で作ったお花を200個つなげると…… “圧巻の防寒アイテム”完成に「なにこれ作りたい……!!」「美しすぎる!」と100万再生【海外】
  4. 「バグってる」 シャトレーゼの“864円で買える”「1人用クリスマスケーキ」に大絶賛の声 「企業努力すごい」
  5. 「思わず泣きそう」 シャトレーゼの“129円クリスマスケーキ”に衝撃 「すごすぎない!?」「このご時世に……」
  6. 辻希美&杉浦太陽、家族6人でクリスマスに豪華料理 長女・希空が作った“プロ級のケーキ”も…… 「凄くいい時間だった」
  7. そば屋の看板のはずが…… 雪で“別の店”みたいになってしまった光景が北海道の豪雪のすさまじさを物語る
  8. 「言葉が出ない」 TDL「スペース・マウンテン」現在の状態は…… 変わり果てた“衝撃的な姿”が423万表示
  9. 幼少期から“ディズニー”大好きな2人→25年後…… まさかまさかの“現在”が話題 「映画のワンシーンのよう」
  10. ホロライブ・鷹嶺ルイ、クリスマスイブに“悲しすぎる理由”で配信を終了し泣く 「そんなことある?」「悲しいエンディングでしたね…」