ネガティブ報道に立ち向かえるのはファンによる「愛の避雷針」 ファン考案のハッシュタグ「#いつもありがとう欅坂46」が誕生から3時間でトレンド1位の快挙(1/2 ページ)
ここにあるのは愛の避雷針。
欅坂46を応援するファンが考案したハッシュタグ「#いつもありがとう欅坂46」が、考案からわずか3時間で日本トレンド1位を獲得し、多くの人の心を動かしています。欅坂46とチーム欅坂46に届け、この思い。
ハッシュタグを考案したのは、ダンス講師で欅坂46ファンのけやきの木(@keyakinoki_mori)さん。11月16日に「週刊文春デジタル」が「一部メンバーが現在海外留学中であり、帰国後卒業する予定だ」という内容の報道を行ったことがきっかけでした。
この報道に対する反応で目立ったのが、メンバーの家族に直撃取材を行ったという『週刊文春』の取材手法の是非と報道された情報の精度に関してのコメントで、ネット上では「人のプライベートにここまで踏み込むものではない」「家族にアポ無しで取材とか怖えよ」「大切なプライベートの時間に入り込んでくんなマジで最低だよプライバシーの欠けらも無いじゃん」「公式で公表されてないのに文春が公表できるってどゆことなん?」「公式からの発表を待つしかない」など批判や混乱の声が上がりました。
そんな中けやきの木さんは、11月17日に「一度出てしまった記事は消せないし、これからもきっとこういうことはある。悪意に立ち向かえるのは怒りではなく優しさかなぁと本気で思っているので、例えばこんなことが起こったとき、ファンがみんなで #いつもありがとう欅坂46 とか優しいタグをトレンド入りさせれたらいいのに」とツイート。ハッシュタグ「#いつもありがとう欅坂46」が誕生しました。
けやきの木さんがツイートで表現した「悪意」という言葉は、欅坂46の「エキセントリック(倒れて行く悪意のドミノ 止めようたって止められない)」「避雷針(悪意からの避雷針)」といった楽曲で度々テーマにされてきたことに加え、けやきの木さんの考えに共感する声は徐々に増え始め、ハッシュタグが考案された14時7分から約3時間後の17時16分には日本トレンド1位を獲得するに至りました。
ハッシュタグのついたツイートの中には「今度は私たちが“避雷針”に」「オタクが避雷針となった日」「オタクみんなで避雷針になるぞー!!!これ以上傷つかないで!!!️世界には愛しかないんだ」と楽曲に絡めたもの。
「言いたい人には言わせておけばいい。欅坂46にはここにいるみんながついている」「誰も悪くない。守ることはできないけど応援し続けることはできる!!」「沢山の素敵な曲に出会えて、本当に欅を好きで良かったなと思います」「TLが暖かすぎて優しすぎて涙出そう ファンの力ってすごい」「結局いつも『諦めずに応援してきて良かった』と思わせてくれる人たち。毎日を生きる活力。『明日からまた頑張ろう』の源」するものなど、さまざまな言葉で欅坂46と彼女たちを支えるチーム欅坂46への感謝がつづられています。
11月17日17時46分現在。ファンによる“愛の避雷針”は1万870件を突破し、大きな欅の木が枝を伸ばすように、まだまだ増え続けています。
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