ケータイ落ちゲー「フィルタリング☆パニック」で、有害サイトをブロックだねとらぼ

「臨機応変にレッツ・フィルタリング!」――有害サイトのフィルタリングをめぐる新法案が議論を呼ぶ中、フィルタリングをネタにした携帯電話用ゲームが登場した。

» 2008年04月28日 18時09分 公開
[ITmedia]
画像 フィルタリング☆パニック (C)NetFarm

 有害サイトのフィルタリングをめぐる新法案が議論を呼ぶ中、フィルタリングをネタにした携帯電話用有料ゲームが登場した。プレイヤーは、生徒の頭上にフィルターを設置し、降りかかってくる「アダルト」「出会い系」などのアイコンを、タイミングよくブロックする。

 単純な“落ちゲー”だが、無害なサイトをブロックすると生徒がダメージを受けたり、生徒ごとにフィルタリングルールが異なったりするなど、なかなか現実的だ。

 ネットファーム・コミュニケーションズ(札幌市)が開発したiアプリ専用「フィルタリング☆パニック」で、iモード公式「定番☆ぱずる島」(月額315円)専用ゲーム。

 「Dance Dance Revolution」のようなユーザーインタフェースの画面下部に生徒が6人並び、それぞれの頭上に降ってくる「アダルト」「出会い系」などといった「有害サイト」アイコンを、数字キーを押して「フィルタリング」する。

 有害サイトが生徒の頭に接触したり、「無害サイト」をフィルタリングしてしまうと生徒にダメージが。ダメージを受けた生徒はサングラスをかけはじめたり茶髪になったりし、限界を超えるとゲームオーバーになる。


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 学校側がゲームサイトを有害サイト扱いし始めるなど、有害サイトの基準が突然変わることも。「成績がいい1人だけは、ゲームサイト閲覧OK」など生徒によって有害基準が異なることもあり、個々人に合った臨機応変なフィルタリングが勝利の鍵となる。

 「ネットの普及に伴い、若年層が簡単に有害に触れられるようになってきたこのごろ。『けしからん!』と憤る大人や『昔はエ○本手に入れるのだって苦労したのに!』と悔しがる大人と人それぞれだと思いますが、やはり判断能力が成熟するまでは、大人が取捨選択をコントロールしてやらねばなりません。というわけで、レッツ・フィルタリング!」(同社)

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