「萌えっ子フリーきっぷ」が新デザインで今年も登場 北海道「ふさふさ街道」ねとらぼ

北海道北部の路線バスが乗り放題になる「萌えっ子フリーきっぷ」が今年も登場。「担当者の趣味」だけではなく、第1弾が好評だったため。

» 2010年04月12日 18時37分 公開
[ITmedia]

 北海道北部の日本海沿岸で路線バスを運行する沿岸バス(留萌管内羽幌町)は5月1日、同社のバス路線が乗り放題になる「萌えっ子フリーきっぷ 増毛☆豊富 日本海ふさふさ街道」の第2弾を発売する。「担当者の趣味」で始まった昨年に続き、券面に萌えキャラをあしらった“萌え切符”だ。

 200キロを超える同社のバス区間のうち、指定の路線が乗り放題になる。1日券が2300円、2日券が3200円。昨年発売した第1弾は、「個人旅行者を中心に多くの反響があった」といい、デザインを新たに今年も販売する。

photophoto 千望みさき(左)と清川ありあをデザインした1日券
photo 2日券の南沢くるみ

 券面を飾るのは3人の新キャラクター。1日券に登場するのは「千望みさき」と「清川ありあ」。千望みさきは、明朗快活で今風な18歳の新人バスガイド。青い制服を着て沿岸バス停留所の丸板を持っている。清川ありあは、几帳面できまじめな24歳バス運転士。髪を1つにまとめて帽子に入れ、紺のミニスカスーツの制服姿だ。

 2日券は、「南沢くるみ」だ。温泉旅館の看板娘で、天然ボケという設定。振り袖にスカートを合わせた和装メイド姿だ。イラストはすべて佐倉はなつみさんが担当した。


photo 清川ありあは、同社のエイプリルフール企画「オトコの娘」切符に登場したキャラクターにそっくり。サイトには、「仮装(コスプレ)が趣味」という設定も書かれていた。……オトコの娘なのか……?

 「バス会社が設定する萌えキャラにはバスガイドが多く、運転士を全面に出すケースが少ない」と話す担当者の一押しキャラクターは清川ありあだ。現実では女性運転士もスラックスを履き、スカート姿の運転士を見ることはないとか。「スカートをはかせたのは遊び心」だという。

 利用期間は、来年4月30日まで。


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