吉野家の新・豚丼は煮ないで焼く! 「焼味豚丼 十勝仕立て」登場:実食してきた
豚丼の本場・帯広の味をヒントに、吉野家が豚丼をリニューアルする。肉を煮るのでなく焼く新タイプの豚丼を、ガツガツ試食してきた。
「食べ応えがあるけど、女性でもペロっといただけちゃう」――吉野家が12月8日に新商品「焼味豚丼 十勝仕立て」を発売する。発表会にはタレントの安めぐみさんと演歌歌手のさくらまやさんが登場した。
「焼味豚丼」は従来の豚丼に代わる商品で、豚丼の本場である北海道帯広市の豚丼をイメージ。肉は注文を受けてから焼き、コクのある北海道しょうゆとすっきりとした江戸前しょうゆをベースにしたタレをからませる。肉の上にはコールスローが添えられている。価格は「焼味豚丼」の並盛りが380円、大盛りは480円。「豚焼定食」が490円(ご飯の大盛りは30円増し)。
昨年9月の牛鍋丼発売以来、同社は牛丼、牛鍋丼、豚丼を主力商品としていたが、どれも肉を「煮る」という点で味のカテゴリが似通っていた。そこで、「焼く・蒸す・炙(あぶ)る」という別の調理法を検討し、帯広で親しまれる豚丼に行き着いたという。
吉野家ホールディングスの安部修仁社長は「高級専門店と同じものは出せないし作れないが、十勝を名乗る以上は、風味やイメージを汚さないように、私どものナショナルアイテムとして全国に広げていきたい」と意気込みを語った。
仕事を忘れて食べてみた
発表会では試食も行われた。肉を煮るタイプの豚丼が好きな記者としては、吉野家ではもうこれまでの豚丼は食べられないのかと悲しい気持ちでいたが、試食をすると悲しみは吹き飛んだ。
しっかり焼かれた豚のバラ肉がタレとからまり、香ばしいにおいが食欲をそそる。一口目をパクリ……。帯広の有名店で豚丼を食べたことがあるが、それよりおいしいと感じた。予想以上のおいしさだ。帯広の豚丼は、厚みのある肉を、数枚でどんぶりを覆うほどの大きさにカットするタイプが多いが、吉野家の豚丼は一口サイズで少し薄い。だが、それがいい。肉とご飯をどんどん口に運べる。
肉厚はないが、枚数は10枚ほどで、物足りなさを感じる量ではなく、ご飯の量とのバランスもちょうどよかった。帯広の豚丼がじっくり肉を味わう感じがするのに対し、吉野家の豚丼は手早くガツガツ食べておなかいっぱいになる、ファストフード的な印象だった。周りの記者たちも、おいしいおいしいと仕事を忘れて(?)がっついていた。
特筆すべきは肉の上に載っているコールスローだ。最初は違和感を覚えたが、食べてみて納得。甘辛いタレは味が強すぎて食べていくうちに飽きてしまうのだが、コールスローがはし休めとしていい存在感を出している。
商品開発にかかわった同社スタッフも、コールスローは付け合わせとしてかなり力を入れた部分ですと鼻息を荒くしていた。帯広の豚丼には肉の上にグリーンピースが載っているものが多く、それも意識しているという。
これまでの豚丼は沖縄の一部店舗を除いて販売終了となるが、人気が高かったのも事実で、いつか復活できればと話していた。
安めぐみさんは「味MAXです!」
発表会には安めぐみさんと、帯広市の出身で同市の観光大使を務めるさくらまやさんが登場。試食をした安さんは「食べ応えがあるんですけど、焼いたときの香りがただよって、女性でもペロっといただけちゃうんじゃないかな」とコメント。さくらさんは「本当においしいです。家庭的で、帯広を思い出すような味です」と答え2口目、3口目とはしが止まらない様子だった。また、さくらさんは感想を演歌風にというリクエストに「焼味豚丼は、ふるさとの味」と自慢の歌を披露した。
東貴博さんと年内結婚予定の安さんは「(東さんが)吉野家すごく好きみたいで、昨日(よく食べていると)言ってました。この商品も伝えておきます」と話し、記者から「味MAXですか?」という質問に、「はい。味MAXです!」とほおを赤らめながら答えた。
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