花粉警報発令! 東京都・埼玉県・鹿児島県が花粉シーズンに突入

またあのつらい季節がやってくるのか……。花粉観測機の結果を受け、花粉シーズンに突入したとウェザーニューズが伝えた。皆さん、心の準備はいいですか?

» 2012年02月09日 14時29分 公開
[ITmedia]
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画像 敏感な方はすでに花粉を感じ取っているようです

 ウェザーニューズは2月9日、ある一定の花粉飛散が東京都と埼玉県、鹿児島県で確認され、今後飛散が徐々に増えることから、3都県が“花粉シーズン”に突入したと発表した。

 東京都と埼玉県では、昨年より約1週間遅いスギ花粉シーズンの突入となる。これは、全国1000カ所に、花粉観測量に応じて目の色が変化する独自開発の花粉観測機「ポールンロボ」による観測結果から判断した。

 2月1日頃に東京都内59カ所(都内総数66カ所)の観測地点において、花粉に敏感な人が症状出始める花粉飛散量(1日10個)を越えるレベルに達し、2月9日中にもそのレベルに達すると予想した。ここ24時間以内で見ても、都内在住の花粉症の症状報告で41人中約2割の方から“ややつらい”、またはそれ以上の症状を感じ始めているそうだ。

 埼玉県と鹿児島県でも10個以上の飛散が2月1日以降に確認され、都内と同様に2月9日中にそのレベルに達すると予想されている。花粉症の方は十分な対策が必要だろう。

 なお、花粉観測機「ポールンロボ」は、ウェザーニューズ独自の観測機で、人の呼吸と同じ量の空気を吸引し、花粉飛散量を観測するというもの。一般家庭や企業、病院などに設置している。

 2月初旬は強い寒気が流れ込み、日本海側を中心に大雪になり、全国的に非常に寒い日が続いたものの、関東地方は2月1日頃に一時的に暖かくなったタイミングで、花粉が飛散し始めたようだ。スギ花粉飛散のピークは関東地方で3月上旬、九州南部では3月中旬となる予想。その後、ヒノキ花粉が飛散し始め、5月はじめ頃まで花粉の飛散が続く見通しだ。

画像 ウェザーニューズの花粉チャンネルでも飛散エリアが拡大している様子が分かる

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