知らない誰かとつながる「1人Bump」ってなんだ?

連絡先の交換に利用されるスマートフォン対応情報交換アプリ「Bump」。基本的に交換する相手が目の前にいるのが前提だが、1人でもできるらしい。

» 2012年03月08日 15時47分 公開
[ITmedia]

 iOS/Androidで利用可能なBump Technologies, Incが提供する情報交換アプリ「Bump」を使った「1人Bump」と呼ばれる遊びが広がりつつある。

 「Bump」は端末2つをぶつける(バンプ)だけで簡単に連絡先が交換できるランキング上位常連アプリ。この「Bump」、端末同士が直接通信しているわけではなく、位置情報を利用して送受信している。つまり、タイミングさえ合えば目の前にいなくても遠くの誰かとつながることができるのだ。

 試しにiOS版「Bump」を使ってみた。立ちあげるとすぐに位置情報をオンにするよう求められ(すでにオンにしていると聞かれることはない)、従うと自分の情報ページが表示される。ここで適当な場所でバンプしてみる。するといともあっさりと“どこかの誰か”につながってしまった。

画像画像 あっさりとどこかの誰かにつながってしまった。もしも目の前の相手ではなく、どこかの誰かとつながった場合はキャンセルをオススメします

 現在はこの1人Bumpを試すユーザーが多く、以前よりもつながりやすいとの声もあるが、確かに以前アプリを利用した際、相手端末の状態が悪かったのか目の前の相手ではない人とつながったことがあった。

 実はこうした“どこかの誰か”につながり個人情報を拡散させてしまう危険性はサービス当初から指摘されていた。とはいえ、実際に「接続」するかどうかはユーザーに委ねられており、連絡先についても誰にどの情報を送るかをこちらで選択することができる。また、アプリ上でも「一人でbumpしないでください。」と注意を呼び掛けている。

 しかし、うっかりすべての情報を見ず知らずのどこかの誰かと交換してしまうこともありえる。利用する際は安易に知らない誰かには接続せず、交換する情報も精査する必要がありそうだ。

画像画像画像 互いの端末の“位置情報”と“連絡先情報”が加速度センサーの機能をきっかけにBumpのサーバーへと送信され、位置が近く同タイミングのユーザーをつないでいる

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」