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» 2012年05月07日 10時32分 UPDATE

ニコニコ超会議:夢は宇宙からネギ振り生中継! ミク搭載の衛星を打ち上げる「SOMESAT」

初音ミク搭載の衛星で「宇宙ネギ振り」を目指す「SOMESAT」プロジェクトをニコニコ超会議で見てきた。

[岡徳之,ITmedia]

 「初音ミクを搭載したミニ衛星を打ち上げて宇宙ネギ振りをしよう」というなんともスケールの大きいプロジェクトが進行している。その名も「SOMESAT」。ニコニコ超会議の展示ブースでプロジェクトメンバーに話を聞いてきた。

 「SOMESAT」とはSocial Media Satellite Development Project(ソーシャル・メディア衛星開発プロジェクト)のこと。ニコニコ技術部発祥で2008年から活動しており、人工衛星を製作し、初音ミクほか複数のキャラクターを搭載して宇宙に送ることに挑戦している。

 ブースに展示されていたのは、現在開発中の宇宙に打ち上げる衛星「CubeSat」の実物大模型。10センチ角の立方体で、ネギ振り可能なミク、中継用のカメラ、太陽電池を搭載する予定。CubeSatの使用電力は限られており、省エネを追求する必要があるため、電車にも使われている電力回生の技術が用いられているという。


ah_somasat1.jpg 「CubeSat」の模型
ah_somasat2.jpg CubeSatに搭乗予定の低消費電力ネギ振りミクさん1号機

 衛星の製作に用いられている素材も展示されていた。衛星は地球を一周する間に昼と夜で数百度の温度差にさらされる。そのような環境でも内部の機器が壊れないように耐熱材が用いられている。実際に、摂氏マイナス196度から200度の試験を何度も行ったが問題は起きていない。

ah_somasat3.jpg 衛星の製作に用いられている耐熱素材

 CubeSatからの電波を受信するためのアンテナは、今までの受信アンテナで必要だったモーターを不要にし、ただ置いておくだけでCubeSatがどこにいても受信できるようになっている。小型化にも成功し、持ち運べるサイズだ。

ah_somasat4.jpg CubeSatからの電波を受信するためのアンテナ

 研究の成果は着実に形になりつつある。しかし、衛星打ち上げのメドはたっていないそうだ。課題は、宇宙との間での高速通信回線の開発、そして資金調達だという。SOMESATは、宇宙好き、ミク好き、自分の腕を試したいという全国に点在する約15人のメンバーで構成されている。ミクが宇宙に飛び立つその日まで、これからも頑張ってほしい。

ah_somasat5.jpg SOMESATメンバーのken_iniさん(左)とtomowikiさん(右)

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