虚構新聞が更新停止? 嘘ニュースの応酬にTwitter大荒れ
虚構新聞編集長を名乗るブログが「更新を一時停止します」というエントリを掲載。えっ?
「【お詫び】虚構新聞の更新を一時停止します。大きくなりすぎました。」
虚構新聞の編集長を名乗るブログに5月15日、このようなエントリが書き込まれ話題となっている。この原稿を書いている時点で、2500人以上がこの記事をリツイートしており、虚構新聞の公式Twitterアカウントでは「その予定はない」と即座に更新停止を否定した。虚構新聞のサイトは一時、真偽を確かめるためかアクセスが集中し画像などが表示されにくい状態となった。
虚構新聞と言えば先日掲載された「橋下市長、小中学生にTwitter義務化」という記事が大きな話題になったばかり。上記ブログでは「私が『冗談を続けれ』ば続けるほど、人々の心から『冗談が消え』ていきました。」、「いつしか私は、私の望まぬうちに、『冗談の仇敵』たる存在へとなっていたようです」と、更新停止の理由を説明。記事には「マジか」「本当だとしたら色々悲しいね。」「冗談が通じないってやだよね」など、更新停止を惜しむコメントも多く寄せられた。
――が、公式アカウントでも否定されていたとおり、実はこのエントリは虚構新聞を騙ったただのなりすまし記事。本文の1行目をマウスで反転させると「これは嘘ニュースです」という文章が出てくるが、パッと見ただけでは嘘と分からないため、うっかり騙されてしまった人も多かったようだ。
虚構新聞の公式Twitterアカウントでは、「本紙に関する公式情報は全て本紙サイト内及びこのツイッターアカウントを通じてのみ発信しており、それ以外のブログやサイトでお伝えすることはありません」とフォロワーに注意を促している。
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