Panasonicの衣をまとっても「eneloop」の志は生きているか? 4月26日発売の新eneloopを新EVOLTAと一緒にフライングゲット【レビュー】

大いに議論を呼んだ新デザインの「eneloop(エネループ)」を写真で紹介する。

» 2013年04月21日 17時00分 公開
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eneloopでスマホを充電……いままでと何かが違う!?

ニッケル水素充電池として押しも押されぬブランドとなった「eneloop(エネループ)」。元々は三洋電機の製品でしたが、三洋電機がパナソニックに買収されて以降はパナソニックがeneloopを提供しています。パナソニックはeneloopとは別にニッケル水素充電池「充電式EVOLTA」(以下、EVOLTA)も提供しており、1社が2ブランドのニッケル水素充電池を提供する事態になっています。

三洋電機からパナソニックに親が変わっても今まで大きなデザイン変更がなかったeneloopですが、この4月26日(金)に発売される新型では、各所で議論が巻き起こるほどの大変身(?)を遂げました。発売日に先がけて市場に出回り始めた新eneloopを、同時発売の新EVOLTAと併せて入手しましたので、写真で紹介していきたいと思います。

今回購入したのは、単3型充電池4本に急速充電器が付属したセット商品。ヨドバシカメラマルチメディア札幌でeneloopが4,550円、EVOLTAが4,980円でした。パッケージ記載の生産地は、eneloopは電池が日本製で充電器が中国製、EVOLTAは両方とも中国製となっています。

【従来よりeneloopロゴが小さく、Panasonicが強調されたパッケージ】K-KJ11MCC40
【EVOLTAのパッケージは従来通りの雰囲気】K-KJ11MLE40

パッケージを開封して新eneloopと対峙します。パッケージ同様eneloopロゴよりPanasonicロゴを大きく目立たせたデザインは発表当初大いに議論を呼びましたが、実物を見ても(従来のeneloopを愛用していた身としては)やはり違和感があります。ただデザインは別として、表面の色や質感などは紛れもなくeneloopのものです。

【新旧eneloopの比較。新型はPanasonicの製品であることが明確に】
【新eneloopのデザインはむしろEVOLTAに近いかも!?】

今回より付属する充電器もPanasonicブランドとなり、かつeneloopとEVOLTA共通で利用可能なものとなります。説明書には「パナソニックグループ(パナソニック、三洋電機)のニッケル水素電池が充電可能」と書かれていますので、過去製品を含めてeneloop・EVOLTA両方の充電がサポートされているようです。eneloopとEVOLTAの両方を使用したり、乗り換えたりするのに便利な環境です。

【パッケージにもeneloop・EVOLTA両対応の旨が記載】

今回購入したセットに付属する充電器「BQ-CC11」は、コンセントにつなぎっぱなしにしても待機電力がほぼゼロになる機能や、電池1本毎に最適な充電を行うスマートチャージ機能など、エコ・省電力に配慮した内容になっています。スマートチャージ機能が有効の時に点灯するランプがPanasonic製品でおなじみの「ECONAVI」と名付けられているあたり、ここでもPanasonicブランドが強く押し出されています。

【同梱されている充電器は全く同じもの】
【Panasonic共通エコブランド「ECONAVI」ランプを備える】

肝心の電池としての性能ですが、カタログスペックは以下のようになっています。

【eneloop】
min.1900mAh、充電回数2,100回、1年後残容量90%

【EVOLTA】
min.1950mAh、充電回数1,800回、1年後残容量80%

eneloopは充電回数と1年後残容量に、EVOLTAは電池容量に強みがある構図です。ただ通常ならばここまでスペックの似通った製品を別ブランドで2種類用意する必要はないはずで、市場で絶大な指示を集めるeneloopブランドの扱いをパナソニックがどうするか考えあぐねている様子がうかがえます。

【新eneloopでiPhone 5を充電】

さてスマートフォンの充電手段としてeneloopを使用しているユーザーは少なくないはず。そんな皆様は今回の新eneloopをどう評価しますか? 旧型を使い続けるか、新型を使ってみるか、いっそEVOLTAや他社にしてしまうか……。スマートフォンとの連携では東芝や富士通のユニークな製品もありますし、なかなか悩ましい状況と言えそうです。

記事執筆:えど(吉川英一)

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記事提供元:エスマックス

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