スタンプ問題、既読問題を乗り越える! 女子に嫌われないLINEの使い方モテ機 Vol.49

ここ最近「Facebookやってる?」よりも「LINEやってる?」と聞かれる率が高くなった気がする。大人気のLINEだけど、みんな、使い方は大丈夫?

» 2013年04月22日 10時18分 公開
[池田園子,ITmedia]

 全世界で1億3000万人、日本で4500万人を超えたLINEユーザー。日本人の半数がLINEを使う日も近いのではと思うくらい、今や多くの日本人に浸透しているLINEだが、使い方がまったくなっていない……と感じさせる男子も少なくない。女子に嫌われないLINEの使い方について周囲の人たちに聞いてみた。


嫌われる行為その1:無意味なスタンプ連打

 スタンプの存在を抜きにして語れないLINE。とびきりキュートなもの、感情を伝えやすいもの、見ただけで笑ってしまうユニークなもの、逆にイラッとするもの……いろんなスタンプがあり、大人も子どもも誰もが、このスタンプに夢中だ。有料のスタンプが出るたびに買っては、新作スタンプを送ってくるおじさんもいる。暇だなぁ。まぁでも、送りつけてくることは別に問題ないのだけれど、スタンプだけ連打されるとイライラしてしまう女子は、筆者だけではないようだ。女子の意見を聞いてみた。

 銀行で働く28歳のA子は「超分かる。夜中の3時くらいにスタンプの連打があって、起こされたことがある。普通の男友達だったんだけど、さすがに縁を切りたくなったね。こいつはアホかと」と怒りを通り越して、あきれたエピソードを話してくれた。編集者の31歳のB子は「連絡が来る度にスマホが振動する設定にしているから、ムダにスタンプを連打されると、仕事に集中できない。意味のないスタンプ連打はやめて。ガキじゃあるまいし」とクールに「迷惑です」とアピールしていた。連打はやめよう。どれだけユニークなスタンプを連打されても1ミリも面白くないし、イライラするだけだと覚えておいてほしい。

嫌われる行為その2:スタンプのみの会話

 上記で説明した「スタンプ問題」はもう1つある。それは「スタンプのみの会話」問題だ。なぜかスタンプのみで会話を成立させようとする、困った輩が筆者の身近なところにも存在していた。どれだけラクしようとしてんだよと、ここでもイライラしたことは言うまでもない。

 確かにLINEのスタンプには、悲しんでいるもの、怒っているもの、謝っているものなど、強いメッセージ性を表すものもたくさんある。たったひとつのスタンプで、気持ちを表せるのは素晴らしいことだけれど、それに頼りきるのはどうかと思う。文章を考える、書くといったコミュニケーションに必要な行為をサボっているとしか思えない。また、怒りスタンプを連打されたとしても、文章がなければ怒りの原因なんて分かるわけがない。

 A子も「デートで相手から『ごめん、遅刻する』と文章が送られてきたところまではいいけど、その後は“急いでいる”ことを表すスタンプが連打されてきた。待っている方の身にもなれよと、さすがにイラッとしましたね」と話す。文章を書こう。大事な用件をスタンプだけで完結させようと思うのは大間違いだ。かわいいスタンプでも、こっちはごまかされないからね。

嫌われる行為その3:既読で放置

 最後は根深い「既読問題」。メッセージを読んだ後に「既読」が表示されることは、当時の私たちに大きな衝撃を与えた。それまでメールを読んでも、読んだか読んでいないかは、相手に伝わらなかったからだ。だから、返信を何時間も放置しても、「メールを見る暇がなかった」と言い訳ができたし、それを疑うこともない牧歌的な時代を過ごしていたと思う。ところが「既読」表示が始まって、私たちのスマホライフは一変した。「既読になっているのに、返信がないってどういうこと?」と騒ぐ男女が登場し始めたのだ。メールの返信に厳格な人にとって、これは大問題であろう。何しろメッセージを読んだはずなのに、内容を放置している。これは返信が面倒くさい内容なのか、それともほかに誰かと一緒にいるのか……など疑念は深まるばかり。既読機能は想像以上に、妄想力を膨らませるツールだ。

 B子も「好きな人が私からのメッセージを既読にしているのに、なかなか返してくれないとやっぱり脈なしだなとか、誰かほかに女の子がいるんだろうなとか考えちゃう。もう諦め気味です」と肩を落としていた。特に女子は既読かそうでないか、気にしやすい生き物だ。気になる子には既読にして放置しない方がいい。裏ワザとしてはプッシュ通知のみを確認して既読にせずに放置するか、やりとりをなるべく短文にすることで、プッシュ通知のみでメッセージの内容を確認する作戦をとるのが適切だろう。デリケートな既読機能に気を回せてこそ、真のモテ男になれるのではないかと思う。

 流行りモノを使うのもいいけれど、まずは受け取る相手のことを考えた、適切な使い方をしていただきたい。

※編集部注:筆者の経験と周辺取材を基にしているため、ここで挙げたLINEの使い方を実践したからといって、すべての男子がモテるとは言い切れません。

関連キーワード

スタンプ | モテ機


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

昨日の総合アクセスTOP10
  1. /nl/articles/2404/18/news134.jpg 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  2. /nl/articles/2404/18/news025.jpg 生後5日の赤ちゃん、7歳のお姉ちゃんから初めてミルクをもらうと…… 姉も驚きの反応がかわいい
  3. /nl/articles/2404/18/news057.jpg 9カ月の赤ちゃん、バスで外国人の女の子赤ちゃんと隣り合い…… 人生初のガールズトークに「これは通じあってますね!」「ベビ同士の会話、とろけます」
  4. /nl/articles/2404/17/news037.jpg 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  5. /nl/articles/2404/17/news034.jpg 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
  6. /nl/articles/2404/18/news155.jpg 大谷翔平選手、ハワイに約26億円の別荘を購入 真美子夫人とデコピンとで過ごすかもしれないオフシーズンの拠点に「もうすぐ我が家となる場所」
  7. /nl/articles/2404/17/news179.jpg 「ケンタッキー」新アプリに不満殺到 「酷すぎる」「改悪」の声…… 運営元「大変ご迷惑をおかけした」と謝罪
  8. /nl/articles/2404/16/news192.jpg 「ゆるキャン△」のイメージビジュアルそのまま? 工事の看板イラストが登場キャラにしか見えない 工事担当者「狙いました」
  9. /nl/articles/2404/17/news129.jpg 「ハーゲンダッツ硬すぎ!」と力を入れたら……! “目を疑う事態”になった1枚がパワー過ぎて約8万いいね
  10. /nl/articles/2404/16/news175.jpg 「そうはならんやろ」をそのまま再現!? 「ガンダムSEED FREEDOM」のズゴックを完全再現したガンプラがすごすぎる
先週の総合アクセスTOP10
  1. 生後2カ月の赤ちゃんにママが話しかけると、次の瞬間かわいすぎる反応が! 「天使」「なんか泣けてきた」と癒やされた人続出
  2. 車検に出した軽トラの荷台に乗っていた生後3日の子猫、保護して育てた3年後…… 驚きの現在に大反響「天使が女神に」「目眩が」
  3. 安達祐実、成人した娘とのレアな2ショット披露 「ママには見えない!」「とても似ててびっくり」と驚きの声
  4. 兄が10歳下の妹に無償の愛を注ぎ続けて2年後…… ママも驚きの光景に「尊すぎてコメントが浮かばねぇ」「最高のにいに」
  5. “これが普通だと思っていた柴犬のお風呂の入れ方が特殊すぎた” 予想外の体勢に「今まで観てきた入浴法で1番かわいい」
  6. 「虎に翼」、新キャラの俳優に注目が集まる 「綺麗な人だね」「まさか日本のドラマでお目にかかれるとは!」
  7. 「葬送のフリーレン」ユーベルのコスプレがまるで実写版 「ジト目が完璧」と27万いいねの好評
  8. お花見でも大活躍する「2杯のドリンクを片手で持つ方法」 目からウロコの裏技に「えぇーーすごーーい」「やってみます!」
  9. 弟から出産祝いをもらったら…… 爆笑の悲劇に「めっちゃおもろ可愛いんだけどw」「笑いこらえるの無理でした」
  10. 3カ月の赤ちゃん、パパに“しーっ”とされた反応が「可愛いぁぁぁぁ」と200万再生 無邪気なお返事としぐさから幸せがあふれ出す
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」