本物のしめじに映像を投映! バイドゥの美しすぎる「しめじェクションマッピング」を見てきたニコニコ超会議2

長野県産のしめじが使われているらしい。

» 2013年04月27日 13時14分 公開
[池田園子,ねとらぼ]

 えーっ、本当にしめじなんですね! バイドゥのブースでは、約2メートルの巨大なしめじがお出迎え。青や紫の光を放っていて妖艶。文字入力システム「Simeji」にちなんだ展示だ。

巨大なしめじがお出迎え

 その奥では、本物のぶなしめじに文字を投影するプロジェクションマッピング、通称「しめじェクションマッピング」が公開されている。

 文字が投影される仕組みはシンプル。特設のスマホ向けWebサイトから文字を入力すると、わずか十数秒のうちに、展示されているしめじに映し出される。

スマホ向けWebサイトから文字を入力

 しめじの頭は美しい模様が次々に切り替わっており、その先から入力した文字が菌糸のようにふわふわっと上空へと飛び出してくる。文字が目できちんと認識できることにびっくり。

しめじの先から文字が!

 「展示物(しめじ)の周りに文字を表示するということで、文字があまりにも小さいと認識できないので、皆で何度も試して、適切なフォントサイズを調整しました」とは、開発者の一員・矢野りんさん。

 それだけではない。この菌糸の動きが、本当に生き物のようなのだ! このリアルで有機的な動きを出すことも、文字サイズの調整と同様、苦労した点だったそう。

 また、安定感を持って立てるしめじも、何店舗ものスーパーを探しまわってようやく発見した。3畳ほどの開発部屋が、しめじでいっぱいになり、しめじくさくなった……というエピソードも、今では懐かしいと話す矢野さん。結果的に長野県産のしめじを使うことになった。

 「文字入力はあまりにも普通のことなので、普段あまり意識されていません。不具合があって初めて意識する人が多いのではないでしょうか。今回の展示が、文字でコミュニケーションを図っているんだな、と皆さんに考えていただけるきっかけになればいいなと思います」(矢野さん)

 約60種類の柄を投影し、見ているだけでも楽しめる、しめじェクションマッピング。どんな文字を入れても変換され、しめじからふわっと飛び出てくる、その動きが新鮮だ。直接ブースに足を運んで、試してみてはいかがだろうか。

関連キーワード

ニコニコ超会議 | Baidu(百度)


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

先週の総合アクセスTOP10
  1. 小1娘、ペンギンの卵を楽しみに育ててみたら…… 期待を裏切る生き物の爆誕に「声出して笑ってしまったw」「反応がめちゃくちゃ可愛い」
  2. 富山県警のX投稿に登場の女性白バイ隊員に過去一注目集まる「可愛い過ぎて、取締り情報が入ってこない」
  3. 2カ月赤ちゃん、おばあちゃんに少々強引な寝かしつけをされると…… コントのようなオチに「爆笑!」「可愛すぎて無事昇天」
  4. 異世界転生したローソン出現 ラスボスに挑む前のショップみたいで「合成かと思った」「日本にあるんだ」
  5. 【今日の計算】「8+9÷3−5」を計算せよ
  6. 21歳の無名アイドル、ビジュアル拡散で「あの頃の橋本環奈すぎる」とSNS騒然 「実物の方が可愛い」「見つかっちゃったなー」の声も
  7. 1歳赤ちゃん、寝る時間に現れないと思ったら…… 思わぬお仲間連れとご紹介が「めっちゃくちゃ可愛い」と220万再生
  8. 業務スーパーで買ったアサリに豆乳を与えて育てたら…… 数日後の摩訶不思議な変化に「面白い」「ちゃんと豆乳を食べてた?」
  9. 祖母から継いだ築80年の古家で「謎の箱」を発見→開けてみると…… 驚きの中身に「うわー!スゴッ」「かなり高価だと思いますよ!」
  10. 「妹が入学式に着るワンピース作ってみた!」 こだわり満載のクラシカルな一着に「すごすぎて意味わからない」「涙が出ました」
先月の総合アクセスTOP10
  1. フワちゃん、弟の結婚式で卑劣な行為に「席次見て名前覚えたからな」 めでたい場でのひんしゅく行為に「プライベート守ろうよ!」の声
  2. 親が「絶対たぬき」「賭けてもいい」と言い張る動物を、保護して育ててみた結果…… 驚愕の正体が230万表示「こんなん噴くわ!」
  3. 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
  4. フワちゃん、収録中に見えてはいけない“部位”が映る まさかの露出に「拡大しちゃったじゃん」「またか」の声
  5. スーパーで売れ残っていた半額のカニを水槽に入れてみたら…… 220万再生された涙の結末に「切なくなった」「凄く感動」
  6. 桐朋高等学校、78期卒業生の答辞に賛辞やまず 「只者ではない」「感動のあまり泣いて10回読み直した」
  7. 「これは悲劇」 ヤマザキ“春のパンまつり”シールを集めていたはずなのに…… 途中で気づいたまさかの現実
  8. 「ふざけんな」 宿泊施設に「キャンセル料金を払わなくする方法」が物議 宿泊施設「大目に見てきたが厳格化する」
  9. がん闘病中の見栄晴、20回以上の放射線治療を受け変化が…… 「痛がゆくなって来ました」
  10. 食べ終わったパイナップルの葉を土に植えたら…… 3年半後、目を疑う結果に「もう、ただただ感動です」「ちょっと泣きそう」