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» 2013年10月26日 12時00分 UPDATE

デジタルコンテンツエキスポ2013:ペラペラなのに感動的音質! 巻き取って持ち運べる“フィルム型スピーカー”が革新的

薄くて軽いだけでなく高級スピーカー並みの音質……スピーカーの未来が見えた!

[黒木 貴啓,ねとらぼ]

 「デジタルコンテンツEXPO 2013」で富士フイルムが展示していた“巻き取り型スピーカー”。振動して音を出す部分がフィルム状になっていて、ポスターのように巻き取って持ち運びできるという、革新的なスピーカーになっています。

画像 この女の子の写真が貼られたフィルム全体から、音が流れる!

 実際に音を出しているのは、富士フイルムが開発した電気音響変換フィルム「BEAT」。圧電セラミックをポリマーに練りこんでフィルム状にしたもので、電気信号を受けるとフィルム自体が振動して音を出します。全面が振動するため折ったり曲げたりしても大丈夫。200ミクロンという薄さと柔軟な材質を活かせば、折り鶴の形に折ったスピーカーなんかも作れるようです。

画像 BEATを板に貼り付けて薄型スピーカーにしたもの。音が消えるかと指で触ってみたら、その1点以外の面は振動し続けたので音楽は鳴り止まなかった

画像 スクリーンを貼り付けて、スピーカー本体にMVを投影!なんてことも

画像 他にも折り鶴型など、柔軟性を活かしていろんな画期的スピーカーが作れる

 さらにBEATが画期的なのは軽さと音質。重量はA4サイズでわずか20グラムです。音に関しては共振を起こさないため、100ヘルツ〜10キロヘルツの高音域で従来の高級スピーカーと同等のいい音を鳴らすとのこと。どうしても重くなりがちな高級スピーカーですが、BEATを使えば軽さと音質が両立できるようになるのではと期待されています。

 巻き取り型スピーカーは一種のデモンストレーションで、今後BEATをどのオーディオ分野に応用させるかは模索中だそうです。BEATの性能がどのような形で社会に現れるのか、スピーカーの将来が楽しみですね。

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