税理士事務所の「同人作家専用 確定申告丸投げパック」が話題に
税理士事務所の所長がガチな同人経歴です。
冬のコミックマーケット開催が迫ってきた今日この頃、埼玉県の税理士事務所が打ち出した「同人作家専用 確定申告丸投げパック」が話題になっていました。
タイトルそのまま“同人作家限定”のプランで、確定申告の作業を税理士に丸投げできるサービスです。領収書からの記帳代行、確定申告書(青色申告対応)の作成、無料電話相談がセットになっていて、料金は年12万円〜30万円。同人誌の売上ごとに3タイプが用意されています。
事務所所長の小島俊光さんが、同人好きであることから誕生したプランだそうで、ページ内に記載されているプロフィールが興味深いです。1975年生まれで早稲田大学を卒業後、銀行に務めるも、90年代末の金融ビッグバンの影響によるボーナス6連続カットに将来の不安を感じて退職。税理士となり法人勤務を経て、2013年に独立しました。
趣味は真空管アンプの自作などで基本的にインドア派。PC歴は20年以上、Windowsとインターネット以前の98全盛期を知る古参ユーザーとのことですが、以上は一般向けのプロフィール。ここから同人関係の略歴が続きます。
小島所長のコミケ初参加は晴海で行われた91年夏。サークル初参加は93年冬で、「ジャンルは歴史で売上は毎回200〜300冊程度の小サークルでした」とのこと。謙遜していますが、結構すごいような……。以降、大学卒業までにサークル参加を9回経験し、現在はもっぱら一般でコミケとコミティアに参加しているそうです。
今回話題になったことにより、サイトのアクセスが通常1日10〜20件だったのが、1万5000件を突破した日があったようで、これについても、「うち10秒以内で帰還が9割強の1万4000件。逆に3分以上滞在が670件、そのうち10分以上滞在が215件です」と、ガチっぽいコメントをしていました。
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