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» 2014年02月18日 09時00分 UPDATE

熊鍋にトド刺しにダチョウ刺し! 珍肉が食べられる居酒屋「竜飛」に行ってきた

普段なかなか味わえない熊鍋やトド刺しといった珍肉が食べられる居酒屋を発見! そのお味は……?

[姫野ケイ,ねとらぼ]

 人を襲うこともあり恐れられている熊。水族館や動物園以外ではなかなか見られないトドやダチョウ。そんな珍しい動物の肉を食べられる居酒屋を発見した。

 その店「竜飛」(たっぴ)は東京都北区志茂の七溜商店街にある。発見したのは開店前で、お店の張り紙には「猪鍋」「熊鍋」の文字が。猪鍋は割と聞くけど、熊鍋は味わったことがない。今までウサギ、ハト、カエル、鹿などの珍肉を食べてきた筆者としては、熊もいってみるしかないと、早速予約の電話を入れて行ってきた(ちなみに、熊鍋は45分ほど煮込む時間がかかるそうなので予約していくことをオススメする)。

ah_tappi2.jpg 開店前のお店には「猪鍋」「熊鍋」の張り紙
ah_tappi5.jpg あらためて夜に訪問。店の外にまでにぎやかな話し声が聞こえてきて、相当盛り上がっているもよう

 のれんをくぐって入店すると、平日の夜とは思えないくらいにぎわい、席が埋まっていた。「熊鍋、もうちょっと待っててね!」。威勢の良い元気なママにそう言われ、しばし待機。

ah_tappi9.jpg お通しのとろろのとんぶりのせ。「畑のキャビア」と呼ばれるプチプチした食感のとんぶりがとろろに絡んでおいしい

 メニューには熊肉だけではなく、ワニ刺し、トド刺し、馬刺し、鹿刺し、ダチョウ刺し、カンガルー刺しといった珍肉がほかにも。熊鍋を待つ間、トド刺しとダチョウ刺しを頼んでみた。待つこと10分ほど、待望の熊鍋が登場。

ah_tappi11.jpg 春菊がのっており、熊肉らしきものは見えないが……
ah_tappi12.jpg おたまでかきわけてみると、熊肉、あった!
ah_tappi13.jpg 脂身があり、見た目は少し赤黒い豚肉のよう

 みそ仕立てなのでぱっと見は豚汁っぽい。くさみも全くない。では、器によそっていただきます!

ah_tappi15.jpg 近くで見ると肉の表面がゴワついて見えるけれど……

 熊肉を口に入れた途端、じゅわっと脂の甘味が広がった。肉も柔らかくてこれはおいしい! もっと獣臭いものかと思っていたので意外。ママいわく、「しっかり長時間煮込んでいるから臭くないのよ」とのこと。熊肉と言われなければ豚肉と間違えそうだ。大根、ニンジン、里芋、白菜、タマネギ、しいたけ、と、野菜が具だくさんで体に良さそう。締めはうどん! いや〜、冷えた体に染み入る! ちなみに締めは雑炊でも可。

ah_tappi17.jpg 締めのうどん。乾麺を煮込むのに少し時間がかかるので、うどんにしたい場合は半分くらい具を食べたところでオーダーすると、ちょうどいい時にうどんで締められる

 さぁ、続いての珍肉はトド刺し。血液がそのまま凝縮されたような赤さ。薬味はショウガとネギ。

ah_tappi18.jpg テラテラと光沢があるトド刺し
ah_tappi19.jpg ショウガじょうゆでいただく

 見た目の通り、血の味が強く好き嫌いが分かれそう。しかし、お酒が進む味である。

ah_tappi22.jpg 箸も真っ赤に
ah_tappi20.jpg この店はそばも売り。せっかくなので、焼酎のそば湯割りのアテをトド刺しに

 ダチョウ刺しはパサパサしていそうな見た目。こちらもショウガとネギとネギを薬味にいただく。

ah_tappi23.jpg サラミのようにも見える
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 見た目とは裏腹に、口の中でとろりと溶ける。馬刺しのようでおいしい! 足が速そうな味だ。

 竜飛はマスターやママと親しく話せるのも魅力的。珍肉ばかり食べている私にご主人が「田舎から送られてきたんだよ〜!」と、たくあんをサービスしてくれた。

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ah_tappi26.jpg 珍肉メニューはほかにもワニ刺しやカンガルー刺しなどがあり、ワニ刺しが人気とのこと

 珍肉を刺身で食べられる機会はなかなかない。マスターは「熊肉とトド肉のおかげで元気!」とのことなので、パワーをもらいたい人はぜひ、熊肉やトド肉を食べに行ってみてほしい。

ah_tappi3.jpg マスターの田舎は、店名の由来にもなっている青森県津軽半島の竜飛岬

居酒屋 竜飛

東京都北区志茂4-16-4

TEL:03-3902-8828

営業時間:午後6時〜12時

定休日:火曜日


初掲載時、店名を「龍飛」としておりましたが正しくは「竜飛」でした。おわびして訂正いたします。

姫野ケイ:フリーライター・コラムニスト・作家。1987年9月7日生まれ。宮崎県宮崎市出身。日本女子大学文学部日本文学科卒。大学時代は出版社のアルバイトにて編集業務を学びつつ、ヴィジュアル系バンドの追っかけに明け暮れるバンギャル。2010年度南日本文学大賞最終ファイナリスト。現在はWebやスポーツ新聞にてコラム・小説を執筆中。


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