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» 2014年03月28日 10時27分 UPDATE

行列200人! Twitterで話題になった「マグロ盛り過ぎ丼」が想像を超えてた

ネットやテレビで連日話題になり、最大で200人近くが並んだという「マグロ盛り過ぎ丼」。実際どれほどスゴいのか確かめるため、店へ足を運んでみた。

[池田園子,ねとらぼ]

 Twitter上で人気沸騰の「マグロ盛り過ぎ(乗せ過ぎ)丼」(税別800円)。お店の公式Twitterアカウントが発信した、見る者の目をくぎ付けにするマグロ丼画像は数千件リツイートされた。

 そんな話題の丼を提供するお店「寿司ビストロ FIREBIRD」を訪れた。場所は東陽町駅(東京都江東区)からほど近いところ。ランチタイム終了後の仕込み時間帯である午後2時30分におじゃましたため人の列はないが、3月2日のオープンから現在まで、最大で200人近く並んだことがあるという。

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ランチは赤字だけど「おいしいものをお腹いっぱい食べてほしい」

 店は小粋ながらも気負わず入れる雰囲気だ。寿司屋なのでカウンターが9席、全体では26席とこじんまりした内観が特徴。それにしても、なぜ見るからに赤字確実な「マグロ盛り過ぎ(乗せ過ぎ)丼」をランチ限定メニューとして提供することにしたのか。

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 「このあたりは会社が多いので、ランチ需要をうまく取り込めたらなと思ったんです。また普段頑張って働いている皆さんに、おいしいものをたくさん食べていただきたく、マグロは安く手に入るルートを使い、一度に大量に仕入れています」と話すのは風見洋平店長。

 マグロには、さっぱり感が特徴的なバチマグロの赤身を使っている。もちろんランチだけでは赤字になってしまうが、夜の営業でなんとかまかなっているのだと風見店長は苦笑する。

 タイムライン上でマグロが高くそびえる「マグロ盛り過ぎ(乗せ過ぎ)丼」を目にしたことがある人もいるだろう。その画像は拡散され続け、特別な宣伝を一切することなく、店を訪れる人は急増した。風見店長によると、男女半々くらいの割合だという。

 ランチ営業は午前11時30分から午後2時までだが、長蛇の列ができると営業時間内に完売してしまい、並んでいる人全員に提供できないこともあった。そのため、用意周到な人は午前9時から並ぶこともある。日によっても異なるが、11時すぎから並んでおくとほぼ確実に入ることができるのだとか。

マグロしか見えない…!

 話題のマグロ盛り過ぎ(乗せ過ぎ)丼の内容を見てみよう。栃木産の黒米を使った香り高いごはんに具だくさんのみそ汁、サラダ、小鉢のセットだ。早速運んできてもらった。お盆の上に乗った丼はごくごく普通のマグロ丼だ。

ah_maguro3.jpg 最初はこんな状態でした

 間髪をいれず風見店長が持ってきたのは、大皿に山のように積み上がったマグロ。え…こんなに大量のマグロ、見たことないんですけど! これを目の前の普通の状態のマグロ丼の上に好きなだけ乗せていく。まずは、マグロ丼の上にあったたまごやガリ、シソなどを取り除き、マグロだけが載った状態にする。そこへ大皿からマグロをひとつひとつ移し、丁寧に乗せていく。すぐにごはんの姿が見えなくなり、赤く艶めくマグロがひしめき合うようにして、上へ上へと高さを増していく。

ah_maguro4.jpg マグロを載せていきます

 ようやく積み終わった。でも、店の公式Twitterの写真にはまだまだとうてい及ばない。「マグロはまだありますか?」と聞いたところ、お店にあるのは2キロだけという。つまり、この山盛りのマグロは2キロ分ということだ。ちなみにあの公式の写真は8キロだとか……。

ah_maguro8.jpg 盛り盛りと盛って……
ah_maguro5.jpg 公式の激盛りには及びませんが、2キロもあります

 繰り返しますが、2キロ分のマグロなんて見たことありません! 最後にたまごやガリなどを配置し直してみると、どう見てもますます不思議な形状でしかない。この違和感は一体何だろう……。どう見ても、米の存在感ゼロの丼ものは強烈な印象しか残さない。

ah_maguro9.jpg 公式の激盛り。なんと8キロ

量だけでなく質も最高!

 驚いてばかりもいられないので、早速いただくことにする。宮崎県産のこだわりのしょうゆにマグロを漬けて食べると、もっちりとしてやわらかく、脂がほどよく乗った感じが伝わる。それにしても、米が食べたい……米が……。しかし、米はマグロたちのかなり下に位置しているため、最初にマグロを刺身的感覚で味わって、米に近づく必要がある。

 刺身を食べる気分でマグロだけ食しながら、みそ汁に手をつけると油揚げに三つ葉、ワカメと具だくさんのやさしい味わいに和む。サラダはレタスとパプリカがメインでポン酢ベースのドレッシングがかかり、さっぱりした味がおいしい。ランチ営業中になくなってしまったため、残念ながら小鉢の皿は空のまま撮影している。

 こうしてマグロを食べ続けていると、ようやく米部分に到達した。香ばしくやさしい味わいの黒米は、濃厚でねっとりしたマグロを引き立てる名脇役だと言える。米とみそ汁はお代わり自由なので、マグロを取る量に応じていただくことにしよう。

 もともとマグロは大好物だったが、あり得ないくらいマグロを堪能しているうちに、しばらくマグロはいいやと思ってしまうほどだった(スタッフさんと一緒においしくいただきました)。ちなみにこれまでの最高記録は、1人でマグロ5キロ分を食べた男性で、女性では3キロ分食べた猛者も存在するという。す、すごすぎ……。でも、決して欲張るのはやめて、残さず食べられる量のマグロを載せていただきたい。

ah_maguro6.jpg 欲張りすぎないでね
ah_maguro10.jpg 夜はお酒が飲めるバルに

 この太っ腹すぎる寿司ビストロ FIREBIRDは昼間は気軽な定食屋だが、夜はオシャレなバルのような寿司ビストロに変身する。「敷居が高いイメージの寿司を一貫100円からと安く楽しんでほしいんです。また、これまでにない面白い業態を展開したいと思ったので、寿司店で修行を積んだ相棒と共同で運営しています」と風見店長。

 夜メニューにも力を入れており「ほほ肉のステーキ」(720円)、「ハモンセラー」(780円)などが特に人気。お酒込みでも客単価は3500円程度とかなり気軽に寿司を楽しめるのがうれしい。「今後はこの業態をニューヨークでも展開する予定があります」と語る風見店長。ランチはもちろん、夜も訪れてみてはいかが?

※価格は取材日の2014年3月20日現在のもので、今後変わる可能性もあります



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