劇画のリイド社が変身! 若者向けWeb漫画サイト「トーチ」公開 ただいま175万円の赤字だそうです

なぜか収益を報告。

» 2014年08月01日 15時24分 公開
[ねとらぼ]

 劇画や時代劇のコミックなどで知られるリイド社が8月1日、若者向けのWeb漫画サイト「トーチ」をオープンしました。「シティライツ」の大橋裕之さんなどの作家陣の漫画が公開されており、サブカル、アングラ感の漂うサイトとなっています。ちなみに、サイトには「トーチ収益」というコーナーがあり、「現在178万5000円の赤字」だそうで……これ、ずっと推移すんのかな? 赤裸々ですごいですね!

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 創刊第1弾の連載企画は「未だ見ぬマンガ表現」がテーマ。大橋裕之さんに加え、谷口菜津子さん、ひらのりょうさん、佐々木充彦さん、窓ハルカさん、平方イコルスンさん、中川学さんといった作家による連載第1話が公開されています。編集部では、「漫画→劇画→サブカル→オタク→『?』」という発想で、「オタクやサブカルなどのジャンルを通過・横断した軽やかで“POP”な、普遍性のあるマンガ表現」を探求していく考えのようです。

photo オープン前に掲載されていたティーザーイメージ

 漫画だけでなく、コラム連載やインタビュー記事、論評、ルポルタージュなど、文字モノの企画も立ち上がる予定。こちらは「『僕たちの老後』からの逆算(仮)」というテーマを設けているとのこと。同社によると、「『トーチ』に関わる人たちは、20〜30代が中心となりますが、そんな僕たちなりに真剣に政治や社会問題を考えていきたい。頭の良し悪しは関係なく、誰でも考えることはできます。知らなくても知ることはできます。自分たちの老後を豊かにするための企画です」とのことです。

 各連載作品や「トーチ」へのスポンサーも随時募集中。また、作品の持ち込みも歓迎だそうです。「『トーチ』は面白いと自負のある企画・人間の持ち込みにはプロ・アマ問わず常時、対応させていただきます。ヘタウマ系、日常系ショートショート、趣味紹介系、BL青春系、一つ目・単眼、人外、農業などを題材としたマンガ作品、及び、新たな視点や思考を促すコラムや記事を広く募集しています。一緒に単行本が10万部売れる企画を考えましょう!」(プレスリリースより)

 うーん、これは、何でもありな感じですな! 収益の行方も含め、今後が楽しみです!

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