「横断バッグ」静岡オンリーだった!? 静岡県民に衝撃「驚愕の事実だ……」「手が震えてきた」
全国区だと思ってました……(静岡出身)。
Twitterなどで「横断バッグって静岡だけなの!?」という声が多くあがっており、静岡県民の間に衝撃が走っています。かくいう筆者も静岡出身ですが、横断バッグ、当然みんな知ってますよね? ……え、知らないの!? マ、マジで!?
話題になったきっかけは、静岡で放送しているワイドショー「まるごとワイド」の「シズオカのオキテ!」というコーナー。10月9日の放送では「“横断バッグ”が全国にあると思っているらしい」という話題を扱っていました。う、うそだろ……まだ手が震えてるんですけど……。
「横断バッグ」というのは、静岡の小学生などが使う、「横断中」というマークが描かれた黄色い肩かけバッグのこと。少なくとも筆者が通っていた学校(静岡県島田市)では「ランドセル+横断バッグ+黄色い帽子」というのが小学生のデフォルト通学スタイルでした。ランドセルに入りきらない、給食の道具とか、絵の具、体操服なんかを入れるのにちょうどいいんですよね、あれ。
編集部内でも聞いてみたところ、反応は「聞いたこともない」「何ですかそれ」と、やはり全員が「知らない」と回答。な、なんということだ……。
“交通戦争”から生まれた「横断バッグ」
調べてみたところ、この横断バッグ、どうやら静岡にある「ミヤハラ」という会社が販売していることが分かりました。
電話で詳しく話を聞いてみると、「横断バッグ」の誕生は今から50年以上も昔。当時は車が急激に普及し“交通戦争”と揶揄(やゆ)されるほど交通事故が多かった時代でした。
モチーフとなったのはもちろん、交差点などに置いてある「横断旗」。しかし横断旗は数に限りがあり、大勢の子どもたちが渡るとすぐに数が足りなくなってしまう――。それなら旗の代わりに最初からバッグとして持たせればいいのでは? と考案されたのがこの横断バッグでした。
その後横断バッグは学生協の働きかけなどもあって、伊豆をのぞいた静岡のほぼ全域に普及。多くの学校が、安全グッズとして新入生に横断バッグの購入を推奨しているそうです。ちなみに、静岡以外でも千葉や愛媛の一部でこの「横断バッグ」を導入している学校があるのだとか。
名刺入れやスマホケースなどの「横断バッグ」グッズも
昔は何気なく使っていた横断バッグでしたが、ちゃんと子どもたちのことを考えて作られたものだったんですね。ミヤハラの公式サイトでは通信販売も行っており、横断バッグのほか、名刺入れやスマートフォンホルダーなどさまざまなグッズを販売中。静岡から他県に引っ越した人が、昔を懐かしんで購入していくケースも多いのだそうです。
他県のみなさんも、よかったら1ついかがですか?
関連記事
- 実は全国チェーンだと思ってました……:なぜ「さわやか」の「げんこつハンバーグ」は静岡でしか食べられないのか
静岡のご当地グルメと言えば、静岡おでんや富士宮やきそばなどが有名。しかし、本当に静岡でしか食べられないグルメと言ったら、やっぱり「さわやかのげんこつハンバーグ」だろう。 - 編集部通信:「アニメ不毛の地」の現実 なぜ静岡は「キテレツ」「ONE PIECE」を延々再放送するのか? 編成担当者が語った理由とは
ちゃんと理由があったのでした。 - そうめんを擬人化!? カネス製麺の萌えキャラ「播磨萌夏」ちゃんが涼しげでかわいい!
15〜16歳の家庭的な女の子。誕生秘話もきいてみたよ。 - 「ゆるキャラグランプリ2013」、栃木県の「さのまる」が1位に
2位は「出世大名家康くん」、3位は「ぐんまちゃん」。 - 震えるぞハート 燃え尽きるほどミート ゆるキャラ「ハンバーグマのグーグー」は波紋を使う
刻むぞ肉汁のビート! ゆるキャラ界の最終兵器「ハンバーグマのグーグー」を見逃すな。
関連リンク
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
-
【追記あり】夫に「油買ってきて」と頼んだのに、手ぶらで帰宅した理由はまさかの…… とんでもないオチに「やめてww」「久しぶりに大爆笑」
-
1歳息子の“はじめての寝落ち”が140万再生 10歳兄のやさしい行動に「なにこの平和でかわいい世界」「最高に癒やされる」と絶賛の声
-
「予言者いた」「先見の明」 大谷翔平選手&真美子さんの結婚を2021年時点で予言(?)している投稿が発掘され話題に
-
北海道内の移動距離を本州と比較したら…… 感覚がバグるマップ画像に「これが北海道」「大きすぎる」
-
生後1カ月の赤ちゃん「ぼく泣かないもんねっ」 うるうるおめめとへの字口が「はぁ〜たまらん!」「ぐぁぁああああっっ」取り乱すほどかわいい
-
「一番イチャイチャしているように見える」 大谷選手が公開した写真でドジャース山本由伸選手の“手つなぎ”?が話題に 「そっちに目が行く」
-
「妻の服を勝手に着て脱げなくなったムキムキ夫とデカワンコ」に爆笑の嵐 シュールすぎる状況が500万表示突破
-
“おしりが5日で変わる”トレーニング! 「明日からやるか」「1日1回だけなら続けられる」と累計3000万再生突破
-
大好きなボールを100個プレゼントされたときのワンコの表情に「放心ww」「引いてない?」 直視できない姿がSNSで話題
-
赤ちゃんが妙に静かだと思ったら…… 思わぬものへの“真剣モード”に笑顔になる人続出「たれたもちもちほっぺたまらん!」
- 水道検針員から直筆の手紙、驚き確認すると…… メーターボックスで起きた珍事が300万再生「これはびっくり」「生命の逞しさ」
- 昭和時代に“無かった物”が写っている……? 細かすぎて伝わらない「未来から来たことがバレた写真」に6万いいね
- 「マジで汚い」「こんなもんです」 辻希美、“大散乱”のリビングと“新”キッチンの差を公開し共感の声集まる
- 双子の赤ちゃん、姉が全力でくしゃみして…… 被害にあった妹の反応に「生後3ヶ月でドリフのコントw」「めちゃどっちもカワイイ」と絶賛の声
- 「よくも病院に連れてきたな……」とにらむ猫、先生が来た瞬間 驚きの変貌に爆笑の声「これがほんとの猫かぶり」
- 急に片耳がたれたワンコ、慌てて病院にいった結果…… 「こんな可愛い診断結果初めて見たよw」「笑っちゃった」と反響
- 「何羽いる?」一見普通の“草むら”、よく見ると……? 思わず絶叫まちがいなしの1枚に「どっさりいるw」「まさに迷彩!」
- 店員に「この子は懐きませんよ」と言われたチンチラ、家に来て3日後…… 人を信じる姿に「愛が伝わったんですね」
- 元SDN48光上せあら、目を離した隙に……子どもが商品を触り“全買取” 「子連れママに厳しすぎないか?」
- 柴犬を子どものように育てた結果、人間みたいな行動をするようになった 何気ない幸せな日常に「完全に家族の一員」「全部が愛くるしい」
- 釣れたキジハタを1年飼ってみると…… 飼い主も驚きの姿に「もはや、魚じゃない」「もう家族やね」と反響
- パーカーをガバッとまくり上げて…… 女性インフルエンサー、台湾でボディーライン晒す 上半身露出で物議 「羞恥心どこに置いてきたん?」
- “TikTokはエロの宝庫だ” 女性インフルエンサー、水着姿晒した雑誌表紙に苦言 「なんですか? これ?」
- 1歳妹を溺愛する18歳兄、しかし妹のひと言に表情が一変「ちがうなぁ!?」 ママも笑っちゃうオチに「かわいいし天才笑」「何度も見ちゃう」
- 8歳兄が0歳赤ちゃんを寝かしつけ→2年後の現在は…… 尊く涙が出そうな光景に「可愛すぎる兄妹」「本当に優しい」
- 1人遊びに夢中な0歳赤ちゃん、ママの視線に気付いた瞬間…… 100点満点のリアクションにキュン「かわいすぎて鼻血出そう!」
- 67歳マダムの「ユニクロ・緑のヒートテック重ね着術」に「色の合わせ方が神すぎる」と称賛 センス抜群の着こなしが参考になる
- “双子モデル”りんか&あんな、成長した姿に驚きの声 近影に「こんなにおっきくなって」「ちょっと見ないうちに」
- 犬が同じ場所で2年間、トイレをし続けた結果…… 笑っちゃうほど様変わりした光景が379万表示「そこだけボッ!ってw」
- 新幹線で「高級ウイスキー」を注文→“予想外のサイズ”に仰天 「むしろすげえ」「家に飾りたい」